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田舎暮らしの仕事創りと生活のヒント

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都会の喧騒や臭いが苦手。ストレスになる嫌な人との付き合いはしない。田舎暮らしをして好きなことを仕事にする。自分に何もないのに田舎移住を決行して様々なミッションを見つけてはクリアし… もっと読む
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【はじめに】40代までのライフスタイルの復習と予習の記録

私は現在40代半ばに差し掛かる。 4年半ほど前に田舎おひとり様生活が激変し 介護中の母に罪悪感を与えないよう 通常通り未来を見つつ現実を受け止めている。 noteをはじめるにあたり 書き手を想像していただきやすいよう ありのままのプロフィールを記載すると 26歳になる歳におひとり様で 大阪から田舎移住した自称家具職人。 noteはずっとはじめたいと思っていたけど (キッカケはロザンの菅さんの  有料のnote読みたくて登録したから) 自分の投稿が今になった理由は 私には

田舎暮らしの仕事創り1・自然観光ガイドをはじめたキッカケ話

アマドコロの花言葉は 「元気を出して」「心の痛みのわかる人」 歳を重ねると響く…。今回は田舎暮らしの話。 私は田舎移住して描いた理想と現実は違い、 仕事ばかりの人生。倒産もあり独立へ。 仕事を軌道に乗せるまで必死の中 気分転換に海沿いや山を歩いていた。 その先にいってみたいけど1人じゃ獣が怖い、 調べたらたまたま近しい日に そこを歩くガイド養成講座があり参加して その縁から私も養成講座を全部受講して 自然・歴史観光ガイドとなった。 基本ボランティアで保護活動しながら 報

好きな田舎で暮らし好きな仕事をしてるつもりが生きづらさから逃げてる話

私は好きな場所で暮らし 好きなことを仕事にする なんだかYouTubeが流行り始めてから よく聞くフレーズとなった。 協調性のない私は考えもなしに その真似事や感化されたわけでもなく タイトルで気を引く釣りでもなく… 子供の頃、仕事ばかりの父が 様々な要因から失意の末、 病になり突然他界してから 同じ道をたどらないよう 会社に頼らず手に職をつけて 自分で仕事をして ストレスのない暮らしをしよう と誓って田舎暮らしに至ったのが 2004年の春。それまでのことは 家具

田舎暮らしの仕事創り2.週末農業(援農)編

私は家具職人として田舎移住し サーフィンと家具作りの自由な日々を目的に 強引な仕事探しで押しかけて勤めた木工所で オーダー家具の製作と現場取付をしていた。 (家具職人への道〜田舎で面接編〜参照) 田舎移住で家具職人シリーズに記載している為 詳細は省くけど、ブログ記事でいうと、 → 7.家具職人を辞めた日々、木工所の火事と家無し、援農体験 に記載したように、忙しい合間の息抜きに 有機野菜農家さんの元で週末農業をはじめ、 この時の経験が私の田舎暮らしの根を広げ、 仕事創りの

田舎暮らしの仕事創り3・地域創生の誤解とトラブル

田舎移住ブームももう10年は経過している? 2014年に地方創生が発表されたので 大体それくらいなのかな? 私はといえば時の流れは恐ろしく20代半ばで 田舎移住して(介護で一時帰省中含め) トータル19年、もう20年になる。 私が田舎移住した当時は…など切り出したら ババアの苦労話マウントみたいで気が引けるが 確かに昔と今と違う点は 田舎移住者に対する偏見が大幅に減った こと。変わり者・ワケアリ・逃亡者・詐欺師 など避けられる要素は減ったとは思うし、 実際に私含め変

田舎暮らしで仕事創り4.移住者の私が米農家とメロン農家と喧嘩・絶縁した話

私が田舎移住をしたのは約20年前、 最初は市街地のアパート暮らしで 木工所で仕事三昧のため田舎移住でも ただ都会から地方に引っ越ししただけで ご近所付き合いや町内会とは無縁。 田舎移住6年目にして会社の事情で 無計画に引っ越しすることになり (家無しで仮眠していた事務所が倒産で…) そこから本格的に田舎暮らしのスタート。 (7年目で新築アパート、8年目で古民家) 最初は空き家はあるが住める家がないという 定番の田舎移住問題に当たり、 当時働いていた会社の社長の友達の紹介で

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田舎暮らしの仕事創り5.高齢者が求める知識を若者がサポートする事例

私は田舎移住して何度か県内を引っ越し 家無しの時期もある仕事ばかりの日々から 移住6年目で郡部に引っ越しをし、 8年目で独立したキッカケで見つけた 賃貸古民家の集落に入ってから これが田舎暮らしか…という体験を重ねた。 その一つに前回書いた話がある↓ その他、ホームページ制作指導で相手都合で 報酬が支払われ無かったり、無償搾取など 書ききれてないこともあるけど…まぁね。 これとはうってかわり、かなり良好な関係で この活動に出会ったからこそさらに 田舎暮らしで仕事創りや生

田舎暮らしの仕事創り6.介護リフォームアドバイスで高齢者の生活サポート

私は田舎移住してから13年ほど経過した夏、 大阪に住む母が脳梗塞で危篤となった。 発見までに最低でも20時間は経過している為 かなり危険だったけど、 先生と看護師さんの尽力で一命を取り留め、 その後もICUの中で複数回トラブルがあり 先生と看護師さんの尽力で回復した。 この時に私は田舎移住で種蒔きしてきた 数々の仕事に芽が出てひとまとめにするよう 着々と耕してきたところだった。 しかしながら母は要介護となり、 しばらくは母のリハビリと生活サポートで 田舎を離れることに。

田舎暮らしの仕事創り7.カフェなど店舗の課題と集客編

田舎暮らしでカフェ・飲食店を開業したい方は とても多いように感じる。 私も考えたことあるしいいなと思うけど カフェの収入で生活できるか計算してしまう。 家賃は都会よりは安いけど 母数が少ないから回転率も悪い。 数席で1日数杯のコーヒを提供するだけの 余暇でのんびり運営できる人には 自分の気の合うお客様と話して最適な時間。 売り上げで生活全てを賄う人、子育て費や ローンがある人はそうもいかない。 必要な利益があり下回ると生活に支障が出る。 回転率や客単価上げるためにも 沢

田舎暮らしの仕事創り8.移住者同士の人間関係トラブルが意外と多い理由を知る

都会から田舎移住をする人は 必ず何かしら理由がある。 たとえ思いつきであれ、無自覚の理由がある。 ・自然の中で穏やかに暮らしたい ・のびのびした子育てしたい ・カフェや創作活動をしたい ・都会の人混みに疲れた ・都会であくせく働くのが辛い ・職場の人間関係がうまくいかない ・田舎でしたい仕事がある ・パートナーの仕事や家庭の事情 ・転勤や進学 ・病気の療養 ・とにかく都会から離れたい ・生活、環境を変えて人生を変えたい ・流行っているから一度やってみたい ・定住は未定だけど

田舎暮らしで仕事創り9.有機野菜農家さんで援農して学んだ働く歴史

今日は援農先の有機野菜農家さんから 女性が田舎で働き、暮らす歴史 について記載する。時代錯誤だけど 都会育ち、核家族、母のワンオペ育児、 嫁姑問題、夫婦不仲しか知らない私には 家庭のイメージを拭う良い勉強になった。 都会の喧騒モードから逃げて田舎でのんびり 好きなことを仕事にして好きな場所で暮らす。 という理想を掲げて田舎移住を決行した私。 現実はそもそものワーカーホリック気質から まだ目的半ばのままで休む罪悪感もあり、 抱えていた宿題が終わることがなく ひたすら仕事に明

田舎暮らしの仕事創り10.在宅ワークとネット回線問題

私が田舎暮らしをした当初は インターネットの普及が始まったころで 怪しいとか不要だと言われていた。 ネットで買い物もまだまだ怖いとされ、 家具は実物で買うものだと言われ よく考えたらすでにカタログ通販があるのに おかしな話(笑) 私自身もネットなんて出来なくていいと アナログ家具職人でいたけど、 田舎移住して1年半くらい経過して 木工所の未来のためにネットで直販することを 社長が希望したので自ら手を挙げ勉強と実践を 毎晩泣きながら積み重ねた。 もともと田舎ではネット回線

田舎で貯金無し・知名度無しで独立起業して11年目の確定申告

タウンページで無鉄砲アタックで面接ゴリ押し 木工所に就職し、田舎移住実行。 それはこちらの記事↓ それから家具のネット販売会社に移籍して もろもろ経験積んで身内経営の空気を読んで ボスの息子に席を渡すために身を引いて ネットショップゴッソリ譲って退職。 その後、田舎には仕事がないから大阪に帰れと ボス達に言われつつも 働くためだけに田舎移住した訳じゃない! と貯金無し、仕事ばかりで田舎の人脈無し、 (ネットショップ譲ったため)知名度無し、 この状態でも勢いで個人事業主

田舎移住で集落ルールに馴染めず心を病んで都会に帰った夫婦の話

田舎移住をした人・田舎暮らししたい人は 様々な理由や動機があると 前にも記載した。 表向きの動機、実は深層に潜んでいる理由 思いのまま行動する人に慎重に考えすぎる人、 答えが一つじゃないから面白い。 私の田舎移住体験をブログを通じて知り、 田舎移住した人や田舎暮らししたい人から 10年ほど相談メールを受けている。 顔も住まいも知らないけど何となく身近な私に 気負いなく告白を読んでいると、 【田舎あるある】だなぁと感情移入するし 自分ではサラッと流した出来事も 人によれば