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難しいと言われるから可能性がある

何か新しいことをはじめようとすると、周りの人から

「それは難しいだろう」

「大変だから、やめといた方がいい」

と言われることがよくあります。職業的に言えば、大学を卒業して名の知れた組織に正社員として就職する以外のことは否定の声に出会うことがあると思います。

転職にしろ、起業や独立にしろ、もしかしたら再度大学に入り直して勉強することでも。

起業する場合、たいていは「こんなことで困っている人が多いから、それを解決して世の中に貢献するようなビジネスがやりたい!」、「自分が欲しいと思ったものがないから自分で作りだしたい」、「このサービスや商品が絶対に必要だと思う!」、こういった動機が多いような気がします。つまり、自分が考えるなかでは、世の中になさそうなものを提供したい場合が多いわけです。

「よし!」と思い立ってアイディアを周りの人や協力してもらいたい人に話をする段になると、冒頭に話した「難しいだろう」という声にぶつかるわけです。で、がっかりして勢いがなくなってしまったりするんです。もちろん、それらの声にもめげずにどんどん突き進む方も居ますが、躊躇っちゃう方も居るわけです。

私も、もともとは他人の目や評価を気にする性質なので人から否定されると落ち込むので、ずっと使っていた戦法は「反対しそうな人には言わない」でした。賛同してくれたり、温かい言葉をくれそうな人だけに話して、行動に向かう自信をつける戦法です。

最近、新たな戦法を見つけました。「みんなが賛成するようなことは、既に世の中にたくさんやろうとしている人がいるか、既にやっている人が居る。皆が反対するようなことこそ、大きな可能性がある」と考えることです。そう考えるようになると、賛同の声が多すぎると、「これって本当にいいんだろうか?」と不安になったりします(笑)。

ウォルト・ディズニーがディズニーランド建設をするための融資をしてもらうまでに何百もの銀行に声をかけた話は有名ですし、アマゾンのジェフ・ベゾスが投資家から最初にお金を募るのに苦労をした話等、新しく市場をつくって爆発的に伸びた会社が初期に色んな人の否定に出会った話は沢山あります。

だから、何かはじめようとしていて、人の反対にあってもあまり気にしないで、逆に「難しいのは確かだと思うけど、どうしたらその難しさに立ち向かえると思いますか?」と聞いてみたらいいかもしれません。意外にヒントをくれたりします。

それに、何か新しいことをはじめるときに難しくないなんて変じゃありませんか(^_^)?

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