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怖さを曝け出したら、先生にめっちゃ褒められた(レモンさん)

小中学校の時の夢は小説家だった 母が幼少期に本を読み聞かせしてくれた事や、 お年玉やお小遣いは全て本を買うくらい本が好きだった。 それもあって、私は作文は得意だった。

わたしは、小学生にしては、ひねりの利いた文章を書けることに自信を持っていたが、 先生が私の作文を評価してくれた点は別だった。 それは、障子が怖いという作文

昔の家には和室があった。 和室の障子は西日が当たり、部屋に伸びる黒い格子の影は 私に不吉な連想をさせ、恐怖の対象だった。 その事を、思うがままに書いた作文。

そして先生が評価してくれたのは、 私が知恵を絞って書いた、大人を真似た文章ではなく この内容を書いた拙い作文が、先生が一番評価してくれた作文だった。

ありのままを書く事、飾らない自分をさらけ出す事が評価された。 その時は、まだ考え方が変わる事は無かった。

だが、今大人になって、社会にでて仕事をしていく中で、 この経験が自分のワークスタイルに影響を与えているのかもしれないと思う事がある。

※この内容はインタビューを元に、加筆修正を加えて作成しています。

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