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「相手の気持ちを考える」と「相手になって感じる」は大違い!

15秒で分かる今日のポイント
●子育てオンライン講座の大嫌いなロープレから学んだこと
●「相手の気持ちを考える」はよく聞くフレーズだが、「相手になって感じる」は更に大きな気付きに繋がる
●「こどもになりきって感じてみる」ことと同じように「夫になりきって感じてみる」と全く違う見方に繋がる

子育てオンライン講座を修了してみて

先日、6ヶ月間の子育てオンライン講座を修了しました!

この講座、信頼する友達から紹介されたので、
特に内容を確認することもなく申し込み、

ふたを開いてまーびっくり!

なんと、ストーリー設定を見てロールプレイを行い、
それに関して皆でディスカッションを行うというものでした。

私はロールプレイが大嫌いで!!

子供や先生、親を演じる...
「演じる」ことがすごく苦手で。

最初は吐きそうになるくらい
自分の「イモ役者」ばりなロープレに辟易していたのですが、
なんとか6ヶ月の講座を終えてみると、

ロープレから大きな気付きを得ている自分に気付きました。


ロープレは「子供の気持ちを考えること」ではなく「子供になって感じること」

講座では、毎回ストーリー設定があります。

例えば、
「学校から借りた定規を壊してしまったことを隠したくて、友達のせいにしたりする子」が出てきたりして、先生になりきってその子をどうナビゲーションするか考えたり、その子になりきって先生からのアプローチに答えたりします。

大人同士でそれをするわけです。
なんだかこっぱずかしいですよね...

でも繰り返し子供役をすることで、
子供の気持ちになって恥ずかしくなったり、
一生懸命ウソをつこうとするけど苦しくなったりします。

そう、だんだん、こどもなら、きっとこう思うんじゃないかな...
と考えることができるようになります。

これって、
「子供の気持ちになって考えよう!」と書かれている本を読むこと
とは全く別物の、リアルな体験
だということに気付くのに、
私は半年かかりました!

頭では、こどもの気持ちになるとか、
こどもの立場に立つとかって意識しようと思っていましたが、
全く出来ていなかったことにも気づきました。

こどもの気持ちになるということは、
「子供の気持ちを考えること」ではなくて、
「こどもになって感じること」なんだ!!


「拗ねる6歳児」の気持ちが理解できるように!

我が家の6歳児(娘)はそれはもう、よく拗ねます。

ちょっとしたことで拗ねるのですが、
それが日々を楽しく暮らしたいと考える親にとっては、
すごいストレスになってました。

なんでそんなに拗ねるの?
いつも楽しい家族の雰囲気に水を差す!

そんな風に思って、
娘を叱ってしまうこともしばしばだったのですが、

娘が拗ねる理由が分かるようになったのです


例えば、
娘が「ただいま!」と帰ってきたときに、
「おかえり!」というが早いか、

自分の部屋に入っていく娘に
「手洗いとうがい!先にして!!」とつい言ってしまう。


娘は暗い顔で出てきて、
「今しようと思っていたのに」とふてくされる...

以前は、
「なんでそんなことで拗ねるんだ!面倒くさいな!」
と思っていたのですが...

そりゃそうだ!
まずは「おかえり!」と笑顔で迎えて抱きしめてあげたらいいんだ!

まずは帰ってきた娘をちゃんと迎え入れる、
という当たり前のことができていなかった、
と気付いたのです。


「娘になりきって、感じてみた」ら、
そんな当たり前のことに気付いて、

自分の行動を変えてみたら、
「拗ねる6歳児」はとても「ごきげんな6歳児」に変化しました。


そしてついに先日、
「ママ、決めた!私もう拗ねない!
もし今度私が拗ねたらね、ママ怒っていいよ!
もう拗ねないから!」と私に宣言したのでした。

まぁだからと言ってそれから全く拗ねていないか、
といったらそんなこともないのですが...
(そんなにきれいな話に終わらないところがとても現実的!)

でも、拗ねる頻度は確かに激減しました!


「夫になって感じる」ことがどれだけ出来ているか

夫についてもこれは同じことなんじゃないでしょうか。

例えば今なら、夫はオフィスに行くことができず、
在宅勤務を強いられている。

でも家にはこどもがいるし、落ち着かないし、なんだかイライラしている。

こっちだってそれは同じだよ!!と言いたいところですが、
「夫になりきって感じてみる」と...

例えば、
部下への指示がちゃんと届いているのか不安があったり、
慣れないzoom接続に戸惑っていたり、
いつ終わるか分からないコロナ禍の下、会社から一定の成果を求められていることに不満があったり...

きっと色々な気持ちが心の中を駆け巡っているんでしょう。


その辺お互い様ではあるのですが、
相手の立場を理解する以上に「相手になって感じてみる」と、

全く別の見方ができるかもしれません。


「互いの状況を主張しあう」より、「相手の気持ちを考える」
「相手の気持ちを考える」より、「相手になって感じてみる」

これってもう一歩先を行った考え方だな、と
大嫌いなロープレに学ばされたのでした。

今日は、「夫になって、彼の気持ちを感じてみよう」
そんな日を意識的に作ってみてもいいかなと思います。


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