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ビジネスが嫌になった理由を整理してみる

ここ数年、くすぶっていたのは、もうビジネスはやりたくないと思っていたから。

今は、やっとその世界から抜け出して、少しだけ未来に希望が持てるようになった。


これから本格的にビジネスを再開するにあたり、ビジネスが嫌になった理由を整理しておこうと思う。



もともと起業がしたくて、修行のつもりで、起業している先輩のとことでアルバイトしてみたり、知り合いの取材会社に登録してライティングの仕事をしていた。


けれども、子育てや介護などで、思うように外に出られなくなってしまったので、家で出来る仕事を探してみた。


家で出来る仕事を見つけるにも、ライティング力は落としたくなかったので、ライティングに関わる仕事がしたいと思っていた。


そんな中、見つけたのがブログアフィリエイト。

ブログに記事を書いて、商品をアフィリエイトする。


よい師匠に巡り会えたこともあり、順調に売上を伸ばしていった。

アフィリエイトが好調だったので、ブログの書き方を教えたり、いつのまにか教えることの需要が増えていった。


そんな中、私が憧れている起業家さんから、一緒にお仕事しないかと誘いを受けた。

同じ時期に、私が憧れているい起業家さん2人から声をかけられて、すごく迷った。


結果、私と同じように子育てしながら起業しているAさんと一緒にお仕事をすることになった。


ここが実はある意味、分岐点であったのかもしれない。


もう一人お誘い頂いたBさんは、本格的に起業されている方で、誘ってはいただいたもの、自分にはそんな能力もないのに、一緒にお仕事したら自分の力以上のものを出さなくてはいけないのでヤヴァいという思いがあった。


一緒にやる仕事の報酬が、Bさんのほうが桁が1つ多かったのも決め手になった。


自分に自信がなかったということもあるが、それ以上に傲慢だった。

お声がけいただいたということは、その時の私の能力でいいから一緒にやりたいということだったのに、私がそれ以上に期待を持たれていると傲慢な思いがあったのだ。

これは、今だからこそ、わかったこと。

あの当時は、私は謙虚で堅実な選択をしたと思っていた。


Aさんには起業のイロハを教えてもらった。

ブログの書き方を教えている時は、自分の中ではアルバイトの延長みたいな感じだったから、起業のことは全くわかっていなかった。


Aさんから教えてもらったことは、私が持っている価値観とは違っていたけれど、起業とはそういうもんなんだと思い素直に聞き入れた。


私は仕事は楽しいもの。

私は自分が不得意なこと、面倒なことはやりたくない。


Aさん的にいえば、私の価値観はいい加減だということだったし、スキルももっと伸ばしたほうがいいらしかった。

その時、私と価値観は違うけれど、それは、私のプロ意識が足りないのだと思っていた。


そして、Aさんと一緒の仕事は数年続いた。

Aさんは知名度がある方だったので、無名の私はその方のおかげて、一気に認知された。

Aさんはクライアントさんから信頼されていたので、私は最初から信頼の階段を一気に駆け上がれたのだ。


だけど、Aさんと一緒の仕事は楽しくなかった。

もちろん、最初は無我夢中だったので、結果が出ると嬉しかった。

だけど、結果が出れば出るほど私は疲弊していった。


やはり、Aさんと私の価値観が合わなかったのだ。

それでも目先のお金に目が眩んで、大きな違和感があっても続けてしまった。


それで私は壊れてしまった。


結果、Aさんとは離れて自分だけで仕事するようなった。

が、一人でやる仕事は思うように結果が出なかった。


私が間違っていたのか?

だけど、Aさんに頭を下げて、また一緒にやるのは嫌だ。


今思うと、私が仕事が嫌になったのはAさんのせいだとずっと思って恨んでいた。


さらには、私の癖でもある自分を馬鹿にしていたこと。

「お前なんかが一人で成功できるわけないだろう!」

と。


だからこそ、一人では成功出来な現実を生み出していた。

「ほら、やっぱりダメでしょう!」

という、現実を引き起こし、さらに自分にダメ出しをする。


こんな自虐的な癖があったのですよ。


それを、そんなことあるわけないじゃんとポジティブに振る舞う。

えせポジティブだと、さらに、同じように自分にダメ出し、自虐するような事が起きるのだ。


だから、今回、私は徹底的に落ち込んだ。


私は私を馬鹿にして喜んでいるのだ。

そして、私だけでなく周りの人にも同じようにダメ出ししている。


そのとおりです、私。

と、受け入れて落ち込んだら、スッキリした。


もちろん、受け入れるまでの抵抗は半端なかったけど。


「そんなわけはない!!」

と。



こんな自分のこと、今になって気づいたのですわ。

これも、自分との対話のおかげ。

私の場合は、こうやって書くことで気持ちを整理していきながら、私自身に聞いてもらいながら、また、あらたな気づきを得ていくという特徴もあるみたいだ。


今となっては、AさんにもBさんにも感謝しかない。


ずっとマイナスな部分しか見ていなかったけれど、どれほど私はAさんとBさんからたくさんのものを受け取っていたのか。


受け取ったものを見てみると、本当に感謝しかない。


こういう自分のことも、仕事が嫌にならなくては気がつかなかったし。


今、書いていて気がついたけれど、どこかでAさんに捨てられるのを恐れていたのかもしれない。


だから、自分から身を引く。

なんか、恋愛みたいだ。


今なら、ご縁があれば、AさんやBさんと一緒にお仕事が出来ると思う。


ただ、今の私は自分でやりたいことがあるので、まずは、それをしていきたい。


今の私で出来ること。

それを最大限に活かしたビジネスをしていきたい。


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