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平凡な毎日がキラめく「地域活動」の始め方

2022年から地元・国分寺市で地域活動を始めました。それ以降どんどん活動場所が増え、横のつながりが広がり、自分が想像していた以上に所属コミュニティや団体が増えました。参加している団体は以下のとおりです。

・国分寺市主催連続講座「こくぶんじカレッジ」
・地域循環プロジェクト「まちのタイヒ」
・国分寺赤米会
・野川源流スクール(
NPO法人まちづくりサポート国分寺
NPO法人マルイス(旧マイスタイル)
・国分寺の音楽フェス
「こくフェス」
・都立庭園のガイドボランティア

いつの間にかこんなに増えました(笑)。
おかげさまで都心に行って何か特別なことをしなくても、大変リア充な毎日を過ごせています。
(とはいえ、たまにはオシャレして行きたいけど!)

地域活動と聞くと、地方創生や社会貢献など何やらすごいことをしているように思われるかもしれませんが、そんなことはありません! 少なからず街の活性化に繋がっていたとしても、私は私が楽しむためにやっているだけ。大志なんて抱いていません。

地域活動は誰もができ、楽しめるものだと個人的には思うので、もし地域活動をしたい方はすぐにでもやってほしいと本気で思っています!

とはいえ、地域活動を始めたいけど「何からすればいいのかわからない」という方も多いはず。

そこで今回は、私がどうやって地域活動を始めたのか、どんなふうに参加コミュニティが増えていったのかをご紹介します。

地域活動をしたい方や地元で何かしたい方のお役に立てれば幸いです!


地域活動を始めたきっかけ

そもそも、なぜ私が地域活動を始めようと思ったのか。それは、地元で楽しいことをしたいと思ったからです。

地域活動を始めた2022年はまだコロナ禍で、都心に行くことすら躊躇してしまう状況でした。都心に行かなくなると地元にいる時間は当然増える。それなら、せっかくこんなに長い時間いるのだから地元についてもっと調べようと思いました。

それからは地元の魅力とは何か? 面白いものはあるのか?と調べることに。すると、それまで何とも思わなかった国指定史跡・武蔵国分寺跡や都立庭園、環境省選定名水百選・名湧水57選に選ばれたおたかの道・真姿の池湧水群など、地元には素晴らしい財産があると改めて気づき、「このまち、面白いかも」と思うようになりました。

武蔵国分寺跡

もっと地元のことを知りたい。
せっかくなら国分寺で楽しいことをしたい!

そんな気持ちが高まって、何かのコミュニティに入って活動したくなりました。

地域活動の見つけ方

国分寺には長く住んでいるのに、中高は地元外の女子校に進学、大学は吉祥寺、勤務先も都心だった私は、国分寺のことをよく知りませんでした。

こんな背景なので、いざ地元で活動を始めようと思っても、どこで何が起こっているのかわかりません。

最初に選んだ情報源は市報

そこで、まずは情報収集として市報を読むことにしました。

アナログ過ぎて笑えますが、超ローカルネタや穴場はWEBには載っていないと思ったのです。あと、市報をちゃんと読みたくなった。

いざ読んでみると、市報は情報の宝庫! 目から鱗でした。

公民館ではワンデー講座やなんとか教室など実にさまざまなイベントが行われていて、市は市民が楽しめる場をたくさん設けていると知りました。

ちょうど2022年は武蔵国分寺が国史跡認定100周年だったのでイベントが多かったのもあります。これはほんとにラッキーだった。

心が赴くままに気になった講座やセミナーに申し込みました。

沖本邸

最初に申し込んだのは、国分寺の名所的存在の歴史的建築物・沖本邸の歴史を知る講座(現在はカフェになっています)。地元の知らないことを知る時間は無条件にワクワクしたのを覚えています。 

市報の次はWEBやSNS

講座に参加するだけでも楽しいけど、だんだん物足りなくなっていきました。今度は自分が主体となって何かしたいと思うようになったのです。

そう思うようになってからは、国分寺を拠点に活動している団体やコミュニティをWEBで探し始めました。任意団体やコミュニティは市報よりもSNSで告知していると思ったからです。

予想は的中し、いろいろな活動を見つけました。

運命を変えた「こくカレ」と都立庭園ガイドボランティアとの出会い

調べる中でよく見かけたのが「こくカレ」という文字。

なんじゃこりゃと思って調べると、国分寺市が行う連続講座と判明。ざっくり言うと、市民がまちを使って楽しむ活動を後押しするというもの。そのためにプロジェクトチームを組み、活動を後押しする場として用意されたのがこくカレです。

私が受講生のときのこくカレのチラシ


スタートは2022年の7月で、その前に説明があるとのことで参加することにしました。

実はこれと並行して、地元にある都立庭園のガイドボランティアになるために認定講座に通っていました。地域活動を探していたときにガイドボランティアの募集を見つけたので応募したのです。

子どもの頃からちょこちょこ行っている庭園で私にとってはパワースポット。ガイドになればデスクワークでなまった体をほぐすにも良いと思い、すぐさま認定講座に応募しました。昨年の3月に無事認定ガイドとなり、現在は月に1回ガイドを行っています。

こくカレでの出会いから新たなコミュニティに参加

こくカレは、国分寺市民または国分寺市と関わりがある人(勤務先が国分寺など)が参加できます。そのため、参加者の属性はバラバラ。

会社員、専業主婦、アクティブシニア、私のようなフリーランスなどなど。まったく異なる属性なのが面白い!

こくカレでは受講生でチームを組んでプロジェクトを作り、国分寺を拠点に活動します。このときに発足したのが、身近なところから地域循環を考える堆肥づくりプロジェクト「まちのタイヒ」です(これについてはまた改めてご紹介します)。現在も継続して行っています。

2/18に開催した「堆肥仕込み体験会」
堆肥の水分調整のためのサンプリング
切り返し作業。翌日は筋肉痛でした(笑)

しかし、これとは別の団体でも活動しています。それが、「国分寺赤米会」「野川源流スクール(NPO法人まちづくりサポート国分寺)」です。

これらに参加することになったきっかけは「まちのタイヒ」でご一緒している国分寺のゴッドファーザー・Mさん。Mさんがもともと運営スタッフとして活動しているところに誘われてジョインしました。

さらに、昨年の2月からこくカレの事務局スタッフになって毎講座の司会進行を務め、今年からはこくカレを市と共に行っている「NPOマルイス」のメンバーにもなりました!

このように、芋づる式にどんどん参加コミュニティが増えたのです。

他にも昨年は、こくカレでの出会いから、2024年で3回目となる国分寺の音楽フェス「こくフェス」の司会JR西国分寺駅開局50周年記念「西国分寺駅前フェスティバル」ステージイベントの司会氏神さま例大祭・福引の司会なども務めました。

こくフェスにて。ステージ裏で
舞台終了後。中高の同級生が遊びに来てくれた!

地域活動を広げるコツと楽しむためのマイルール

ご紹介したように、この2年で私の地域活動は一気に拡大しました(拡大し過ぎてたまに疲れるけど笑)。

地域活動の場が広がったのは

・情報を調べ続けた
・気になったイベントや活動は即参加
・それぞれで出会った人の誘いを受けて新たに参加


この3つを繰り返したからです。
特別なことはしていません。ですので、誰でも地域活動の場を広げることは可能です!

また、地域活動を楽しいものにするために次のことを念頭に置いています。

・興味を持ったらとりあえず参加する。合わないと思ったら断ればいい

だって、別に仕事じゃないし好きでやってるのだから、参加して合わなかったら途中でやめても良いじゃない。周りに迷惑をかけないのは当然ですが、合わないと思ったものを周りに気を遣って続ける必要はない。だから、まずはお試しで参加する。

この考えを大切に取り組んでいます。
自分が心から楽しむためにもトライ&エラーって必要だと思うのです。

活動する上では、自分の状況に合わせて参加頻度を調整していました。仕事が忙しかったら仕事を優先する。余裕がないときは無理して参加しない。これはまったく悪いことではありません。だって、仕事でないし楽しむために行っているから! もちろん、欠席する場合は必ず連絡していました。

これらをマイルールとしています。というよりも、いつの間にかそうなっていた(笑)。

ですので、地域活動をしたい方は、まずは参加する・合わないならやめる・自分の状況に合わせて活動するを基本に、気軽に始めてほしいなと思います。

と、だいぶ長くなりましたが、これから地域活動をしたい方の参考になれば幸いです。


また地域活動についての記事はアップしたいと思います。

長々と読んでいただきありがとうございました!


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