教育メンタルvol.5『外発的動機づけを効果的に使う』
指示命令、報告確認に洗脳された四角四面な教育育っている子ども達に対して、新しい枝葉や芽を育てるのは、なかなか根気が必要です。
発芽や成長には必須条件が必要な様に、子ども達にも必須条件があります。
それは…
外発的動機づけを効果的に使う
よく、内発的動機付けが必要で、外発的動機づけは駄目だ!みたいな一般論がありますが…
それは大きな間違いです。
動機付けにはそれぞれ長所と短所があり、それをいかにこちらが仕掛けるかが大切だと思います。
内発的動機付けを待っていてはいつまでもスタートできず、外発的動機づけに頼ればすぐに終わる。
つまり、どこで何を使うかが大切なのです。
外発的動機づけでスタートした漢字学習の宿題
よくある漢字の宿題。
我がクラスは自由です。
やり方、量、やる時間(休み時間もOK)
全て自由🗽
ただ、毎週末の漢字の小テストの合格点80点を目指して勉強すること。
3問間違い(70点以下)は再テスト。
週末に再テストの宿題が増える仕組みにしています。
漢字を覚えるための漢字の宿題。
内発的動機付けを待っていては、子ども達は漢字を覚えようとしません。
なので、毎週末の漢字の小テストに合格という外発的動機付けできっかけを与えています。
そして、そのプロセスを子ども達にハンドルを握らせ、一緒に分析し、何度も調整して、結果を出す。
この中での成功が、内発的動機づけを促しています。
何のために?なぜやるのか?どうすれば良いのか?どうしたからうまくいったのか?
自分でハンドルを握り、自分で調整するからこそ、自分のモチベーションが上がり、自分が成長する。
漢字の宿題は、漢字を覚えるためだけではなく、苦手なことの学び方を指導する最適の宿題です。
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