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[必読]保護者様へ〜米国大学サッカー留学〜

この記事の所要時間は約7分。

初めまして。

現在、アメリカ🇺🇸と日本🇯🇵を繋ぐ
アメリカ大学へのサッカー留学をサポートするお仕事をしています

窪田匡輔(くぼた きょうすけ)と申します。

私はアメリカ合衆国の4年制大学を卒業した帰国子女でもあります。

この記事を読んでいただいて、私の事や活動に興味を持って下さった方は是非こちらの記事もご覧になって下さい!
私の大学留学生活での経験を書いております。


さて、本題ですが

今回の内容は長くなってしまうので、最初に私のスタンスを明確にします。

「大学への進路、今一度真剣に考えて欲しい。」

現在高校3年生であれば、
新年度が始まり少し経ち、次の進路を考え決断するこの時期

「大学の選択についてどれだけ深く考えていますか?」

「どれだけの選択肢がございますでしょうか?」

私の活動はサッカーに関係する事なので、サッカーに限定した話にはなりますが

この記事を読んで頂いた後、皆様自身、又はお子様の大学進学への選択肢を増やすきっかけになれば幸いです。


「大学」で人は文字通り大人へと変わります。

2022/4月から成人が高卒年である18歳以降に変わりましたが、
長い人生を考えた時「最も大切な分岐点」となる点こそが大学だと考えます。

子供から大人へ。
学生から社会人へ。

大学での「経験」や「成長」はとても大切になります。

高校卒業後に就職を選択する方もおりますが、
親御様としてはお子様に大学まで進んで欲しいのではないでしょうか。

ですので大学への進路を今一度考えて頂きたいのです。


その上で皆様にお聞きしたい事があります。

「いつまでお子様の夢を応援できますか?」

「プロサッカー選手になる」という夢を応援したいですよね。

まず夢の話から現実に引き戻させて頂きます。

「プロになる」人間は一握りです。

そこからプロとして「成功」する選手もさらに一握りです。


まず、高校卒業後に
「プロ」になるか否かの「最初の分岐点」が訪れます。

高卒後プロになる選手は、高校とユースを併せて毎年100人いないのではないでしょうか。
(2022年度は約80名。ゲキサカ調べ)

高卒後プロになれない選手は、
「大学への進学」か「就職」への選択に進みます。

そして大学卒業後、「2度目の分岐点」が訪れます。
「プロ」か「就職」か。
恐らくこのタイミングがプロサッカーを目指す「最後の決断の時期」だと思います。

最近では主流と考えられつつある、高卒後に大学を経由しプロへと挑戦する選択肢ですが、大卒でプロになる選手は毎年100人程ではないでしょうか。
(2022年度約130名。ゲキサカ調べ)

大卒後プロになれない選手は、
プロを目指しアマチュアとして準備しながらプロへのステップアップを目指します。

「プロ」というステージは容易ではありません。


親御様はお子様よりも
お子様の進路を現実的に考える必要があると思います。

なぜなら、プロを目指しサッカー漬けの日々を送っているであろうお子様が、
大学やその先の進路に対し明確なビジョンを持つ事は容易ではないからです。

子供はサッカーをしている時にサッカー以外の事をあまり深く考えていません。…恐らく。

私自身や私の周りの人間は皆そうでした。


さらに、
プロサッカー選手として「成功」といえるのか否か。

これは諸説ありますが、

私は
J1チーム or J2のトップチームで契約する選手のみ
プロサッカー選手として「成功」と呼ばれるステージに立っている
と考えています。

そこから

「長期契約」「日本代表」「海外への挑戦」

など更なる成功への階段があると考えます。

もちろん、J2やJ3,JFLもしくは社会人リーグと
サッカーと真剣に向き合う選手達へのリスペクトの気持ちは持っております。

ただ、J2以下のチームに所属する全選手達は、その現状を「ステップアップ」と考えているはずです。

私はJ2以下のクラブに所属する(海外含め)友人が多くいますが、
全員が現状に満足していません。

それだけプロとして「成功」するというハードルは高いと考えています。


プロサッカー選手という職業の「現実」をなんとなく理解していただいたと思います。

恐らく、ここまでの内容は皆様にとって共通認識レベルの話かと存じます。

ですので、
「夢」と「現実」を比べ、進路を模索する必要性を理解していると思います。

では

「どの段階まで夢を応援出来ますか?」

プロになると確信出来る程の実力や結果を持ち合わせている選手の場合は別ですが、

プロになれるのか、プロの世界で生き残れるのか、に不安を感じている場合

いつまでお子様の夢を応援できるでしょうか。

高卒後

「夢をまだ諦めたくない」というお子様を応援しようにも、

恐らく次の「大学」への進路やその先の「就職」を見据えて、悩むかもしれません。

現在の日本社会において、就職や生涯収入を考えた際、「大学卒業資格」がとても重要かと思います。

私はアメリカ大学卒なので、日本大学の事情について詳しくないのですが

就職を考えた際、有利となる大学は数校ではないでしょうか。

その一流大学に

「サッカー推薦で入学」する事は、プロになる事並に困難な事です。

「勉強で入学する」にしても、サッカーと勉強を両立しながらトップ大学に合格するまでになるのはとても困難です。

プロを目指すレベルでサッカーをし

一流大学へ合格するレベルの勉強をする

この両立はかなり困難ではないでしょうか。

では、高校在学中で就職という現実を考え、早々とプロという夢を諦めなくてはならないでしょうか?

この質問では「Yes」と「No」が別れるかと思います。

ただ皆様が共通して、「出来る事ならいつまでも応援し続けたい」と強く感じていると思います。


では

「アメリカ大学への進学はどうでしょうか?」

この記事で最も伝えたい部分です。

「アメリカ大学へのサッカー留学」

現在の皆様の共通認識において、
この選択肢は全くもって主流ではありませんので、皆様にとって未知の進路かと思います。

しかし、この進路は

「大学でもプロを目指したい」というお子様の「夢」

「大学卒業後のセカンドキャリア」という皆様の考える「現実」

の両方の思いを解決する選択肢であると、米国大学留学の経験者である私は考えています。

スポーツ先進国であるアメリカ合衆国の大学環境が

「選手」としての成長を。

異国の地への留学経験が

自立性と豊富な考え方を持つ、「人間性」の成長を。

アメリカ大学という進路が

就職に有利な、「米国大学卒業資格」と「英語力」を。

これらの要素が、日本大学への進路と比べ、皆様のお子様の人生の選択肢を広げると確信しています。

これがアメリカ大学へのサッカー留学の需要、メリットです。


もちろん、誰もが経験出来る進路ではありません。

「サッカー面」「勉強面」「生活面」全ての面においてとても厳しい環境になると思います。

さらに、「費用」などの不安要素が他にもあるかと思います。

我々は、それらの不安要素に対するご相談に対応する為の情報や知識は備えております。


私自身、

高校までプロという夢を目指しサッカー漬けの毎日を送り、

それでも高卒後プロになれず

大学への進路を選択せざるを得ませんでした。

しかし、一流大学へのサッカー推薦を勝ち取るほどの実績は無く

一流大学を目指せる程の学力も無い。

私の選択肢では、セカンドキャリアを考えると不安でしかない大学しか進学出来ませんでした。

そして、アメリカの大学を選択しました。

最終的に、大卒後私はプロにはなれませんでしたが、

卒業後は様々な選択肢があり

人生の選択肢がとても広がっていたと感じております。

現時点では、当時下した「米国大学留学」の決断は自分にとってベストであったと考えます。


長くなりましたが、お付き合い下さりありがとうございました。

正直な所、現高校3年生の選手達にとって、今からアメリカ大学の進路を考えた際

準備期間としては遅れています。

ただ、まだ間に合う時期でもあります。

「アメリカ大学サッカー留学」や「私自身」の事に興味を持って下さった方は、

ご質問やご相談など、気軽にお問い合わせ下さい。

お待ちしております。

今回この時間が皆様の人生の選択肢を広げるきっかけとなれば幸いです。

Mail: kyosuke@zero-00-zero.com


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