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学校教育の「これどう思う?」(時間管理)

こんにちは。バンちゃんです。

学校の先生として働いておよそ2年半が経ちました。その中で最近疑問に思ううことがあります。それは

学校って時間に厳しくない?

ということです。

学校はせわしい

学校の時間割は、分刻みで忙しいです。授業が終わると10分休憩。休憩後授業。4時間目が終わるとすぐに給食準備。6時間目が終わるとすぐに掃除。掃除が終わるとすぐに終学活。息つく暇がほとんどないんじゃないかと思うほどバタバタ動いています。

せわしい中での指導になると

例えば、給食の配膳になると、時間に遅れれば昼休みの時間が少なくなります。そのため、「急ぎや!」と子どもに伝えることが多いです。移動教室の時も「急ぎや!」掃除行くときも「急ぎや!」聞くだけで息苦しいですね。。

何のために時間を守らせるのか(目的意識を持つ大切さ)

このような指導が続くと、私は「正直しんどいな」となります。なぜなら私自身もせわしく動いているからです。自分がしんどいなと思うことは子どもたちも当然しんどいと感じます。もう少し余裕のある時間割が必要ではないかと最近思います。

私自身も、昔は何でも「急ぎや!」と言っていたのですが、最近は抑えるようにしています。よっぽど遅いときは言いますが。。。でも自分が疑問に思っている段階で指導しても子どもたちには響かないのがわかっているので、極力は言わないようにしています。

その代わり、「時間を守らせる」目的を子どもたち自身で考えさせる機会を作るべきだと思っています。「遅れたらどうなるのか」「遅れないように自分は何をしなければならないのか」それを考えさせ、行動に移させるように仕向けるのが大人の役目ではないのでしょうか。私自身も毎日ではないのですが、時々「今日の○○だけど、みんなは今日の行動はどう思った?」と問いかけるようにしています。

教師あるある

教師はとかく、大きな声を上げて指導することが多いです。私自身もそうでした。でもそれでは子どもたちは自主的に動かない。なぜなら「言わされている」と感じて自分自身の問題として捉えることができないからです。自分が遅れたら他人に迷惑をかけてしまうと客観的に捉える場を作る必要があるのです。

最後に

はっきり言って、教師が何でも「早くしろ!」と言えば、物事はある程度穏便に済みます。しかし

それが果たして子どもたちの成長に繋がるのか

といえば、そうではないと私は思います。なぜなら考える癖がつかないからです。言われないと動かない人になってしまうからです。どんな取組であれ、どういった目的でするのかをきちんと説明する必要があります。その視点をもって今後私は子どもたちと向き合っていきたいと思います。では。





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