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京都の商売の神様 大丸高島屋揃い踏み 十日ゑびす【京都移民日記】

〜商売繁盛で笹もってこい、

商売繁盛で笹もってこい、

お笹に吉兆 付けましょか、

つけた吉兆 福の神〜

この歌、ご存知でしょうか? ちょっと聞き取りにくいが、Xのポスト(Twitterの ツイート)の動画で録音してみた。

京都のゑびす神社で、宵戎に行った際に録音したもの。さすが商売繁盛の神様、曲も歌詞も景気がいい感じである。

このゑびす様のお祭り、もともと行こうと思っていたのではなく、ふらふらと導かれるようにしてたどり着いたもので……


用があって祇園近くを歩いていたら不思議な看板を見つけた。

恵比寿様のこと?十日とは?

時間もあったのでふらふらと誘われて矢印に沿って行ってみると、屋台がたくさん並んでいる。神社のお祭りなのかな、と思いスマホで調べてみると、1/10の前後で行われる「十日ゑびす」というお祭りがあるそうだ。

屋台はわくわくしますよね

屋台のなかで気になったものは

  • 七味

  • どて煮

  • 金平糖

  • 痰切り飴

などだろうか。チョコバナナとか唐揚げなど華やかな屋台の中に、なかなか渋い屋台もあった。どて煮の屋台ではアダルトな方々が日本酒を飲んでいて、ディープな印象。ちょっと今の私には敷居が高い。

鮎の塩焼き

鮎の塩焼きもあまり東京では見たことがない(私が知らないだけかもしれない)。別の場所ではこの塩焼きの屋台の前に「琵琶湖の鮎」と書かれたのぼりが立っていて、関西ならでは!と思った。


いざ、境内へ。

入り口には高島屋の提灯

結構混んでるな、と思ったが、後ろに並んでいた人は「今日空いてるな!」と言われていた。人と体が接しそうな近さだが、拡声器で案内がされているので、導線がスムーズ。

本殿には大丸の提灯

進んでいくと、生のマグロがどーん!と一匹奉納されていて迫力がある。

この列の横では巫女さんが神楽を舞っていたり、福笹を販売していたりするのだが、混んでいて行けなかったのでそれはまた次の機会に…


そして冒頭の景気のいい歌がずっと流れている。

動画を撮った時になにも写っているものがないと寂しいので、自分が購入した縁起物の「人気大寄せ」を入れた。これは京都のゑびす神社だけのもので、人が集まってくるように、という願いが込められているものらしい。

商売はしていないけれど、ご縁があるといいなあと思い購入。酉の市の熊手と同じく毎年大きくしていくシステムらしい。

玄関に飾ってみたけど、これで合っているのかな

麦わらの傘の下に、人形が3つ。毎年傘の大きさを大きくして、中に入る人形も増やしていく……ということらしい。らしいらしいで恐縮だが、ネットで探しても公式の情報が少なく、個人のブログなどで情報収集してるため曖昧だ。すいません。

もうひとつ「すいません」なのだが、年明けから体調不良と持病で通院ばっかりしていて明るいテキストにならない。早く元気になってポジティブな文章を書いていきたいなあ……

ともあれ、今年もよろしゅうおたのもうします

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