京都自死・自殺相談センターSottoについて

2010年春、たくさんの方々からのご支援により、関西に住む10人のメンバーが中心となって、「京都自死・自殺相談センターSotto」を開設いたしました。

この名称、少し変わっているなとお感じかもしれません。この名前に決まるまでに、何度もメンバーで集まり、多くの時間を費やしました。特に「自死」と「自殺」のどちらにするのか、「防止」「対策」「予防」「相談」などのどれを名称として用いるのか、ということが議論の中心となりました。

結論としましては、まさにいま生きづらさや苦悩を抱えておられる方が、アクセスし易いことを第一に考えて、「自死」と「自殺」を並記し、「相談センター」としました。

「自死」と「自殺」を並記したことには、死にたい気持ちに関する、さまざまな価値観を全て受け入れていきたいという想いが込められています。また、「相談センター」としたのは、多様な価値観をそのまま吐き出す場所があり、その想いをそのまま受け止める人がいる、ということを分かり易く示すためです。

私たちの団体は、「死にたい」「生きているのが辛い」「消えてしまいたい」といった気持ちをひとりきりで抱え込んでいる方のすぐ側に居たい、何とかして支えたい、という想いがひとつの形として結実したものです。

まだまだとても小さな団体ですが、しっかりとした活動を続けていくことで、多くの仲間が増え、ひとりでも多くの方の支えとなることができるよう、一丸となって頑張って参ります。皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。 

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