今年の漢字について

オモコロウォッチを聞いての感想。
今年の漢字と銘打ったものが“税”なのは相当つまんないし、全然今年の世相を言い得てなんかいないんだけど、パッと見で何を示しているか分かるかどうかを考慮に入れざるを得ないんだろうなぁとも思う。“世相を表す一字”とか大きく出るからしっくりこないんだよなぁ。
別のつまらなさは出てくるかもしれないけど、エンタメ、政治とか部門ごとの漢字一字にした方が納得感はありそう。
今年の漢字は投票で決まるらしいけど、得票率2位は“暑”。
“税”はまだ話題になったその後も影響があるから百歩譲って分かるとして、“暑”はヤバすぎる。今年の漢字を考えるってときに「今年の夏暑かったなぁ。よし、“暑”だ!」ってなってる人間が多数居るという事実を許容できないでいる…。自分って世間に期待しすぎてるんだな、と落ち込む。多数決というブルドーザーに蹂躙される絶望感。
民主主義の在り方とか、そういった深いところまで根が張っているような気がする。
この話題をそんな簡単に終わらせたくないと熱くなれる。今年の漢字は“熱”かもしれない。

今年の漢字とは関係なく思考が暴走したトピック

SteamDeckが欲しくなった。
前から欲しかったけど、なんだか良いあの匂いというクオリアのようなものを共有できるような気がして更に欲しくなった。多分あの匂いのことだよなぁ、というのを確かめたいという思いがある。
今や撮った写真からそのものの名前を検索できたり、鼻歌で曲を検索できたりするけど、匂いの検索ってあとどれくらいでできるようになるんだろう。検索結果の出力をする技術って相当難しそうだ。プリンターのインクのような感じで莫大な数の匂い分子を用意して、それを予めインプットされたデータベース(レシピのようなもの)上での検索結果をもとに調合したものを物質として放出する方式か、予めインプットされたその匂いを嗅いだときの反応と同じ電気信号を、脳に直接送って「嗅いだことにする」という2つの方式を思いついたけど、どちらも越えなければならないハードルがかなりありそうだ。どちらの方式を採るにしても、データベースの作成がネックになりそう。カラーコードよろしく、スメルコードのようなものを想像しているけど匂い分子の割合を世界基準で決めるのが難しそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?