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ブータン 山の教室

 今回は、映画紹介をします!

『ブータン 山の教室』

です。


※トップ画像引用元
『ブータン 山の教室』公式サイト|2021年4月3日(土)より開校ロードショー (bhutanclassroom.com)

 とても素敵な映画で、教師をしている方・教師の仕事に興味をもっている方に特に見ていただきたいです!

ざっとあらすじ


①仕事にやりがいを感じていない教師(主人公)が僻地(標高4800メートルの秘境ルナナ)に異動を命じられる。

②電気もままならないルナナでたった一人での教師生活を嫌々ながら始まる(主人公は最初からやめることを宣言したが・・・)。

③ルナナに暮らす子どもたち、村長、村人と接する中で、考えの変容が見られていく。

④教師としての仕事にやりがいを感じ、主人公・子どもたちが大きく成長していく。

⑤任期を終え、もどる。

感想・考え


 私が大きく心が動いたのは、教師と子どもたちとの関わりです。教師を育てるのは、子どもであることを実感しました。

 日々、授業や指導をする中で子どもたちが新しいことを学ぶ、学ぶ意欲が高まる、学校を楽しみにしてくれる、先生との信頼関係が生まれる、子どもも先生も自己有用感が高まる。先生はよりよい教育ができるよう工夫していく。

 これこそが教師の仕事のすばらしさであると考えます。教師の仕事の本質的な部分を教えてくれてくれました。

出演する俳優

 ルナナで登場する子役ですが、なんと本当にルナナに住む子どもたちが演じています!!!!学級委員役のペム・ザムさんを紹介します(トップ画像の少女)。

ペム・ザム役(本名:ペム・ザム)

実際にルナナで暮らす9歳の少女(撮影当時)。演じた役同様、家庭は崩壊しており、現在は祖母と暮らしている。人生で一度もルナナを出たことがないため、電気やインターネットに触れるのは彼女にとって初めての経験だった。いつの日かルナナの山々を越え、車に乗るのを夢見ている。

『ブータン 山の教室』公式サイト|2021年4月3日(土)より開校ロードショー (bhutanclassroom.com)

 いかがでしょうか?私が学級担任(15年間)をしていたころ、子どもとうまくいかなったことや授業をすることがつらかったことがたくさんありました。そのようなときに見てもらいたいです。もう一度教師の仕事について見つめなおすきっかけになると思います!

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