少子化対策に、非正規雇用を無くしませんか?

正規雇用と非正規雇用への課題意識を以前の記事に書きました。

・正規から非正規への搾取、交渉力の差から、収入の格差が広がる傾向がある。
・子育て中の働く人にとってどちらの働き方もデメリットが大きい。

正規雇用と非正規雇用という制度に子育てを掛け合わせることで、以下のような社会問題に繋がると思います。

ケース①夫婦の一方が正規で、一方がしゅふ
→労働人口の減少

ケース②夫婦共に正規で働くが、お金はあるけど時間がない人
→時間の余裕がない事で子どもにお金はかけられるが手はかけられずネグレクト的になったり、子どもを育てる環境が貧困になる。

ケース③片方正規で片方非正規の夫婦
→今の制度がある程度マッチしているが、従来正規が男性で、非正規が女性という事が多かった。ただ、働き方や性別役割に対する価値観が多様化する中でマッチしない家庭も増えているのではないか。

ケース④夫婦共に非正規
→平均収入を考えると子どもを持ち辛いのではないか。子どもを持った場合に子育て費用が家計で賄えなくなるなど、子どもを育てる環境が貧困になる。

このように、国際競争に負けないために、もしくは景気に左右されない会社経営のために、必要だった非正規雇用かもしれませんが、そこに子育てという要素を加えると、一部の旧来の夫婦像に近い夫婦をぞいて、夫婦や子どもの幸せを阻害し、社会全体の衰退に繋がっていると思います。
この仕組みを変えて、多様な働き方が選べて、搾取する側とされる側が固定されない、豊かに生きる希望が持てる社会にしていきたいです。

理想とする社会

・雇用形態を、単発、短期のものを除いて全て正規雇用にして、社会保障もつける。
→安定的に働けるため、家庭を持つ、子どもを持つことへの不安が減る。
★課題★雇用主側が災害や景気の悪化などによって給与を下げたり、解雇したり、労働力の調整をする権限をどこまで与えるのか。

・フルタイムだけでなく、時短の概念を拡張し、10%から120%まで、働く時間が選べて、給与もある程度比例する。
→病気、子育て、介護などで離職しなくてもよい。
生活のライフステージや人生に求めるものや能力によって、働き方を選べる。
★課題★雇用主が個々の労働時間に応じた配置をしなくてはならない。

このような制度改革が出来たらより幸せな働き方が出来る人が増えるのではないかと思っています。

ひとまず、今日はここまでにします。

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