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〔述懐〕解き放ってライン越え〔エッセイ〕

コーヒー中毒なのでコーヒーを一旦、数日断ってから飲むコーヒーは最高ですね。
通例のヤミ期が訪れ、ミスドを所望したけど物理的に無理と判断しスーパーのドーナッツを購入しました。
うめえええええええええ。ドーナッツとコーヒーうめえええええええええ。

懐メロやオールディーズのメロディーラインが好きです。
今日のBGMはコパカバーナ。この動画はリミックスだけど私はスタンダードを聴いています。

飲み食いと音楽で脳汁ブシャーです。ヤミ期こそのブシャー。
という事で、ここ最近脳内で温めてきた題材を入力いたします。

蓮華の季節と芋づる式に思い出すこと

それは私がまだ可愛いかった幼女の頃。たぶん、園児ぐらい?
父と蓮華畑に行きました。
お花摘みを手伝ってくれる優しい父です。
幼女の私は一本一本摘んでいきます。
ふと、父を見ると鷲掴みで蓮華草をむしり取っているではありませんか。
蓮華はさることながら葉っぱも他の草も一緒くた。すぐさま父の手にはむしり取った草花で一杯になりました。
幼女の私の心情は「ええええええええええええええ???!!!」です。
普通、一本ずつじゃない????と幼心に衝撃を受けた事を今でも鮮明に思い出します。
それ以来、父には繊細な用事は頼まないと決めた幼女の私。

それに付随して父との思い出その2があります。
母に内緒で私の中学生の夏休みに父の実家へ行ったことがあります。
その頃、父と母は別居生活していて、たまに私が父の家に遊びに行っていました。
父の実家へフェリーで向かうのですがその船内で、父は女子グループに話しかけてキャッキャしていました。
今振り返るとその当時の父の年齢は40前。確かに、女子に話しかけるのは十二分に理解できます・・・。
が、娘御がいるのに、それ、どういう状況?????娘の私邪魔じゃない????
と表立っては平静を装っていましたが、当時、内心パニックでした。

何十年も経ってやっと見出したものは「異性や親、いわゆる他人というのは自分の常識を超える存在」ということでした。

私のルーツと笑いのツボ

自分の常識というラインを越えると笑えます。このふたつの思い出で私の笑いのツボがどこなのか理解できたように思います。
笑えるまでは父を非常識と否定や拒否していましたが、私も十分大人になって冷静に振り返ることができます。
ちち、おもろいやん、って。
これが「緊張と緩和」のひとつの側面か・・・。みたいな。

人とのコミュニケーションではディスタンスを保つことも大切だけれども、ラインを越えるブレイカーも大事だなと。
遺伝子以外に父に伝えられた事がそれです。

親殺しの次は親を許すことでしょうか?
よくわかりませんが、私もその当時の父や母の年齢をこえています。
なるほどと。
大人と子供の境目は振り返ることでしか見つけられませんが親と自分を対等に扱えるようになった、かな?

この季節のモコモコみと匂いさいこー

おわりに

私に珍しく予定がこの先あります。
その時、新しい人と出会う予定です。
その人とコミュニケートする時、何を話題にしようか考えます。
つまらん人間だって思われたくないからかも。面白いって思われたい。
服や化粧品や髪形の事はよくわからないし、天気の事を聞くのも面白くないし、もう先は長くもないって気づき始めたので手っ取り早く私を紹介して一歩踏み込むべき相手なのか見極める話題とは。。。
妖怪と神様の話しかない!
私にはそれしかない!
子孫を残すことに欲求がないので若干手持ち無沙汰ではあるけれど、この命好きに使っていいというのなら、自分の好きなように生きよう。
母が死んだ時に思ったことは後悔しない生き方をしよう、だったし。

自分の責任で怒られて謝ればいい。嫌われて一人ぼっちになればいい。すぐ謝れるポジションで生きていたいもんね。面白い人間でいたいから。

以上です。読んでくださり感謝かんしゃ

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