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ドリルや穴埋め問題、選択式問題がなぜ問題なのか?

「うちの子がドリルをやらなくて困ります」
多くの方がおっしゃることです。

私はやらないのならやらないで良いと思っています。そしてその場合は、親が別の教育方法を模索する時期かもしれません。
現在、大学院で「評価方法」について学んでいますが、世界的に見ると、「ドリルや標準化テストはもう古い」とする考えがあるからです。

本日は、いくつかの論文を読んでみます。まずは、

Schreurs, J., & Dumbraveanu, R. (2014). A shift from teacher centered to learner centered approach. International Journal of Engineering Pedagogy (iJEP),4(3), 36. doi:10.3991/ijep.v4i3.3395. Retrieved from https://online-journals.org/index.php/i-jep/article/view/3395/3192
の論文を紹介します。DeepLで翻訳しました。

「暗記学習」を促進するドリルや穴埋め問題

まず世界の潮流はドリルをなくす方向です。私の子供が通った大きく分けて四つの教育機関でも、普段の授業では、ドリルはもうほとんど使われていませんでした。なぜでしょうか。

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