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自伐型林業施行研修 in 南三陸

12月10日

自宅から1時間半ほどの距離にある、宮城県南三陸町にて、波伝の森山学校様による自伐型林業施行研修に参加しました。

現場でのリスクマネジメント、作業計画書の重要性と、伐倒の際の受け口(伐る準備)の作り方、木の性質と土中環境に至るまで、1時間ほどの講座ののち、実際に施行現場へ移動しました。

講師の渡辺啓先生


山中ではブーム・アームの位置で重心を動かしながら、移動する。

左右に旋回する際は、片一方のキャタピラーを止めずに、ゆっくりと動かしながら。 

リスクマネジメントを常に意識し、旋回は谷側から。

転落防止のため、できるだけ山側に寄る。


急な傾斜では排土板は後ろに。


道づくりは、バックホーがしっかり平行に着地した状態で進める。

階段のように、一段一段と平地をつくりながら道を作っていきます。

 山から削った土を谷に盛土し、バケットで点圧


灌木などは路肩へ移植し、路肩を強くする。

補強用に広葉樹を土中に埋めると、腐りやすく穴があくので、針葉樹を使う。針葉樹のほうが腐りにくい。


山の中では狭い可動域のなかで、細かいバックホーの動作が求められるので、しっかりと動作に慣れる必要があることを再認識しました。
研修は明日に続きます。

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