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宝石箱

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2019年7月の記事一覧

どうして、という言葉を飲んで。

何度も繰り返した「どうして私ばかりこんな目にあわなければならないのか」という言葉を、私は最近使わなくなった。 幸せになったわけではない。ただそんな言葉をいったところでなにも変わらない事を知っているから、吐かなくなっただけだ。 何度も繰り返し、その感情を華麗にかわしては、無視し、いつの間にか無感情の状態になったけれど、むしろ、前より辛く強固な感情の固まりになってしまった気がする。 「どうして、」というところで、言葉を止めるかわりに「純粋で何一つ偽りがない、しかし汚れた悲し

感性という麻薬

私のなかの とても美しい絵画は 現実には ラクガキにしかならない 私のなかの とても美しい映画も 現実には 学芸会のようなものだ 感性という麻薬が イタズラに心をみだしてくる あの夕陽も 温もりも 涙も すべてはまぼろしなのに 私はなぜか 駆け出したくなってしまう 真っ白のキャンパスにぶつかって トマトのように潰れてしまえば 芸術になれるだろうか。

かわいいものほどサディスティックな、支配欲、性欲、犯したい、 独占したい、という感情が刺激され掻き立てられる。自分向きのサディスト #かわいい

「世話をしたくなる衝動に駆られるが 実際には単なる写真でそれが叶わないため 欲求不満が募り攻撃的な反応を示してしまう」 「対象を傷つけまいと慎重になるあまり 逆の行動をとってしまう。 ペットを世話したい子供が うっかり強く抱きしめ過ぎてしまう。みたいな」 かわいいものほど サディスティックな、支配欲、性欲、犯したい、独占したい、という感情が 刺激され 掻き立てられるのではないか? かわいいものほど大切に扱うべきと頭で分かっていても 研究結果では

なにが、なにを、かわいい、いとおしいと思うのかというと その存在の魂、本性をかわいい、いとおしいと思う。