見出し画像

【ネタバレなし】雨穴さんの『変な絵』へ一連の絵が織りなすミステリー

あなたの身近にも変な絵がーー

こんばんは。
カーボです。
『変な絵2』が出版されたということで
雨穴さんの本のシリーズをまとめて
紹介しています。

今回は一つ前の作品である
『変な絵』になります。


◯何でもない絵が恐怖の絵となる

『変な◯』シリーズの特徴として
一見なんでもないものがよく見て
背景を知るととんでもなく恐ろしい謎が
隠されていた…

という流れが特徴と,なっています。、

ここら辺は少し前から流行って
今も話題になっている『意味がわかると怖い話』
と通ずるものがあるかなーと思います。

〇日常の絵からとんでもないストーリーが

話の仕組みとしては何枚かの絵があり、
それが一枚一枚は普通と思われる絵で
あとあと見返してみると恐ろしい意味がある
絵となっていた…

みたいなストーリーとなっています。

これを読んだときに小説家ってけっこう
絵のセンスというか絵に隠しポイントを持っていく
のってけっこう思考的に難しいとは思っていたのですが
これをやってのけたのはすごいなと。

また、この手のフォーマットはいくらでも
応用は効きそうなので続編は作りやすそうだな
とも思いました。

雨穴さんはこの手のフォーマットを作るのが
とても上手だなと思います。

〇ミステリーの内容については…わりと好き

肝心のお話の中身ですが、僕は結構好きでした。
『変な家』と比べてファンタジーさが減って、
よりリアルな恐怖を感じることができました。

それだけに前の方がよかったと思う人、
今作の方がよかったと思う人、どちらもいるかと
思います。

内容は是非、ご自身で読んで確かめてみてくださいね!

では、また!

よろしければ、サポートをお願いします。受けた恩は3倍返しにして必ず返します!