転職回数が多くても前向きに行こう!30代女性の転職実態とは?

今の職場で不満があったり、新しい仕事にチャレンジしたいと思う人が、気になるのが転職回数ではないでしょうか。

「転職回数が多いと転職回数が多いと、頻繁に仕事を辞めているイメージを持たれてしまう」

と悩んでしまうかもしれません。

しかし、転職回数が多くても前向きに転職活動を進めることは可能です。

この記事では、転職回数の実態などに触れながら前向きに転職できる方法をご紹介します。

30代女性はどれくらいの回数転職しているのか

30代の女性はどれくらいの割合で転職しているのかを調べてみました。


30代女性の転職回数はどれくらい?
リクナビNEXTの調査(転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態)によると、2017年の調査で、30代では半数以上が転職を経験しています。3回経験しているという人も8パーセント、4~5回も5パーセントとなっています。

また、契約社員や派遣社員などについてはリクナビ(契約社員の経歴は、転職回数にカウントするのでしょうか?【転職相談室】)によると、カウントするかどうかは明確な決まりはないようです。派遣社員の場合は、派遣会社が代わったタイミングでカウントすることとなります。


アルバイトは転職回数に入るのか
エン転職(アルバイト歴も、転職回数にカウントすべき?)によるとアルバイトは転職回数に含めなくていいとのこと。また、最初の職場も「転職」はしていないので転職回数に含まなくてよいで例えば、3社経験をしている人であれば転職回数は2回となります。

転職回数が多いのは不利なのか

転職回数が多いとお悩みの方は、やはり転職回数が次の転職の不利にならないかが心配ですよね。転職回数が、合否にどう影響するのかも確認していきましょう。


明確な理由があれば必ずしも不利になるとは限らない
転職回数が多い時に面接官が気になるのは、「この人はすぐにうちの会社も辞めてしまうのではないか」、「訳ありの人材なのではないか」という点です。

近年では、終身雇用が成立している会社は珍しいですが、雇用期間に限りがある会社でもない限り、せっかく雇うのだから長く続けて欲しいと思うもの。

では、どうしたら面接官に安心してもらえるでしょうか。

答えは簡単で、納得できる転職の理由を明確に伝えることです。例えば、家庭の事情(家族の事情や結婚、出産など)で退職せざるを得なかった、キャリアのシフトチェンジのためなどがその理由にあたるでしょう。

この時に注意したいのが、嘘をつかないことと、前の職場を悪く言わないことです。

嘘をつかないというのは当たり前ですが、いずればれてしまうということもあり得ます。前の職場を悪く言わないことについては、近年はブラック企業が問題になっています。

こういった企業に不運にも勤めてしまって、退職することはしかたないことだと思います。しかし、マナーとして悪くいうのはやめましょう。

転職回数が多いことが不利にならないための対策

転職回数が多くても、必ずしも次の転職が不利になるというわけではないことが、分かっていただけたかと思います。しかし、転職理由がやむを得ないものでない場合はどうすればいいのでしょうか。

面接の際に熱意を伝える
熱意を伝えることで、今回の転職は特別だということをアピールできます。例えば、応募理由や会社に貢献できるか、転職後の長期的なビジョンを伝えると良いでしょう。


自分のセールスポイントを明確に話す
転職回数が多くても、企業に「この人材が欲しい」と思ってもらうという方法もあります。今までのキャリアで、企業に貢献できる点を探したり、仕事に関連する資格をとる、勉強するというのも良いでしょう。


セールスポイントを明確にすることで、自分自身の自信にもつながります。
方法としては、事前に自分のセールスポイントを応募企業に合わせた形で紙などに書き出して、話がスムーズにできるように準備しておくとよいでしょう。

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私の経験

私も実は転職経験が多い方です。

自分なりの対処方法や考え方についてもお話しします。


20代で4回転職を経験
私はアルバイトを含まず20代で4回転職経験があります。


転職回数のせいで仕事に就くのが不利になったと感じたことはないのですが、転職理由は必ず聞かれます。その時に気をつけているのは、先ほどもお話した前の職場を悪く言わないことと、転職理由に一貫性を持たせることです。


転職理由は、必ずしも前向きなものではなく、ブラック企業の経験もあるのですが、できるだけ前向きに話すことを心がけました。その結果、転職回数に関する質問で面接官側から「腑に落ちない」といった顔をされたことはありませんし、良好な反応をもらえました。

私が工夫したこと

転職理由を必ず前向きに伝える以外に工夫したこととしては、この職場ではこういう理由で続けられるということをきちんと話すことです。

これによって安心感を持ってもらうことができました。例えば、職場が遠くて通勤時間がかかるためやめてしまった場合は、今回の通勤時間は負担にならないことを話す。体調不良でやめてしまった場合は、現在体調が万全なことをアピールするなどです。


転職回数が多くても前向きに転職しよう

この記事では、転職回数が多い人向けに対策などをお話しました。

30代女性の転職回数は、なしという人が半分近いですが、3回以上という人も13パーセント近くいるようです。

転職回数を後から変えることはできませんが、きちんと理由を話したり、自分のセールスポイントを明確にしてアピールすることで、転職を成功に導くことは可能です。

ぜひ、前向きに転職してみてください。


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