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口下手がコールセンターの仕事をしてみたら

私の過去の仕事についてお話しさせていただきたいと思います。私は口下手なのですが、コールセンターで働いたことがあります。結果として数か月で辞めてしまったのですが、よい経験になりました。

この記事は、コールセンターの仕事に興味があるけど、一歩踏み出せない人、実体験が知りたいという人に向けて、私の体験談をお話しします。コールセンターの仕事のリアルな内情も、メリット・デメリットもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

なぜ仕事をすることになったのか


コールセンターでの仕事をする前は、事務員などの仕事をしていました。コールセンターで仕事をすることになったきっかけとしては、正社員になりたい、そのために紹介予定派遣を使ってみようと思ったからです。

紹介予定派遣とは、数か月から半年程度お試しで派遣社員として働いた後、正社員などとして正式にその会社で働く制度です。紹介予定派遣の仕事には、一般事務のものもありましたが、倍率が高くなかなか機会がありませんでした。対して、コールセンターでの仕事は採用人数が多く、合格しやすかったという面もあります。

本来は、電話が苦手な私だったので、迷いもありました。しかし、正社員になれるのならやってみようかなと思い挑戦しました。


コールセンターの仕事の概要


私がしたコールセンターの仕事は保険関係の事故の初動対応のものでした。24時間対応ではないものの、朝早くから日付が変わるギリギリまでシフトがありました。研修はしっかりしていて、最初の1ヶ月はほとんど丸々研修期間でした。同期入社も30人ほどいて、ほとんどが紹介予定派遣でした。

コールセンターの仕事をやってみて感じたのは、私はしゃべる仕事は向いていないというのと電話の受信の仕事はきついということです。受信と発信どちらがよいかは向き不向きがあると思います。私にとってはどんなことを聞かれるかわからない受信はつらかったです。

また、シフトが変動する仕事も初めてだったので、体調管理にも悩まされました。3交代制などではなく、1時間ずつ時間がずれるシフトだったので、食事の時間も日によってかなり違いました。

コールセンターの仕事のメリット・デメリット


私が感じたコールセンターの仕事のメリット・デメリットです。
メリット
・お客様と直接会話する仕事なので、直に「ありがとう」を行ってもらえる、またお客様からお礼の手紙が届くことも多かった
・クレームをもらうこともあるが、顔を合わせて何かを言われるわけではないのであまり気にしないという人も多かった
・サポート体制や教育体制がしっかりしているところが多い
・休憩室やオフィスグリコなど福利厚生がしっかりしていた
・体力はほとんど使わなくていい


デメリット
・トイレに立つ時間も含めた休憩時間を完全に管理されていて息苦しかった
・シフトが複雑で生活リズムが作りづらい
・クレームを真に受けてしまう性格だとメンタルがやられる

コールセンターの仕事の一番のよい所は、お客様から直接「ありがとう」をもらえる仕事であるということです。私は、それまでは事務など裏方の仕事しかしたことがなかったので、お礼を言ってもらえた時はうれしかったです。また、私はもらいませんでしたが、後日お客様からお礼の手紙が届くことも頻繁にありました。

また、コールセンターは、組織が大きい会社などに設置されているため、福利厚生やサポートがしっかりしている会社が多いようです。電話口で言われることを気にしないというのができれば、よい仕事なのではないかと感じました。


コールセンターの仕事は向き不向きが大きいが、やりがいも大きく挑戦しやすい


私が実際にコールセンターの仕事をしてみて感じたのは、向き不向きが大きいということです。特に私がいた会社でもそうですが、コールセンターのみを運営している会社や専門職であれば、たとえ正社員になったとしても配置換えは難しいという点もつらいところでした。事務をしながら電話をとるのはきつくありませんでしたしかし、実際に電話対応のみの仕事をやってみるとなかなか大変な体験となりました。

しかし、電話で話すことが好きで、クレームを言われるのがあまり苦ではないという人にはおすすめの仕事です。派遣社員での募集も多い仕事ですので、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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