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実写版ライオンキングをオーケストラで観賞したら。

こんばんは、日本ときめき研究所のKEIKOです。
本日も過去記事から。このnoteにいたるまで、blog>HPと変遷があるのですが、なぜかHP版の方でいちばん閲覧していただけたのがこの記事です。なんでだったんだろう。旬だったのかな、映画+オケが。
私たち、美女と野獣も実はwith オーケストラで観ていて、そこで味をしめてこれもすぐに飛びついていました。
今後、こういう体験もしばらくはできなくなっちゃうのかな。悲しい涙。でもライブだから感じられることがたくさんあると信じています。再演を心から待ち望んでいます!!

実写版のレビューnoteではない

ひさしぶりの更新すぎて(注釈:当時です)、もはやディズニーの実写版の感想を書くブログに成り下がってしまっていますが、性懲りもなく書きます。だって、最高オブ最高すぎる催しものだったんですもの。「ライオン・キング」ライブ・オーケストラ。やばすぎてタイトルの語彙力は見逃してくれ。

そう、実は前回の「実写版 美女と野獣」のときにライブ・オーケストラを体験していた研究員。その素晴らしさに味をしめて今回も販売と同時に迷うことなく即ポチ。あいにくA席の3階だったのですがオーチャードホール、聞かせてくれました、最高でした。

ディスカバリーチャンネルも驚く実写版

みなさん、そもそもこの実写版のライオン・キング、観ました?

またまたやってくれてるんですよディズニー様が。まいど、期待を超えてくる実写版。できるわけないと思うじゃないですか?だって実写版ってこれ、ガチのライオンじゃん。実写版ってか無理じゃん、アフリカロケ無理じゃん。ライオン、動物食べちゃうじゃん。CGなわけじゃん。成立しないってって思うじゃん。それがさ、成立してるってか、アニメのときよりもリアルだから、なんというか ムファサの王としての威厳とか、ハイエナの怖さとか、サバンナの弱肉強食感とか、自然が尊いのとか、もんのすごく伝わってくるの。すごいの。ちょっと、私の語彙力の問題これは。

例えば、あの、シンバが取り残されてヌーの大群が谷底に降りてくるシーンとか、私あそこで「ん?これディスカバリーチャンネル?(動物の生態系ばっかり追いかけてるケーブルテレビです)」って思ったもん。いやーすごい。大自然、ハンパない。

だから完全動物のリアルドキュメンタリーで、森本レオあたりがナレ入れてもいいくらいのシリアス感でね前半、本編ファンとしては「早く!プンヴァとティモン出して!この!空気壊して!!」と思ってたんだけど、そこのシーンですらハゲタカはリアルだし、出てきたプンヴァティモンもなんかリアルだから最初、わ…笑えない…って思ったんだよ。まぁでもね、あとからぐいぐいこの人たちが見せ場で追い上げてくるわけです。必ず笑顔をつくる。それが、ディズニークオリティ。しかし、あんな砂漠までよく歩いたねシンバ。

いつの間にか自分がムファサ目線になっていた

でもあれですね、改めて大人になって観ると、子供のころとは感じ方や見方がやっぱり違って。なんていうか今回 超刺さったのが、ムファサの、親心。え、うん。子なしなんだけどな私。

あの、シンバたちがゾウの墓場に行ってハイエナに絡まれて、命からがら助かるシーンの後のさ、ムファサとシンバの会話ね。星空の下、お父さんは強いねっていうシンバに対して「今日は怖かった。お前を失うと思って」っていうセリフ。ハーすごい。百獣の王の怖いものが家族を失くすこととか。なんなん、反則やんそれ。めっちゃかっこいいやんムファサ。誇り高い、王としての生き方を、シンバに教えるのね。帝王学。

よりドラマティックにリアルになる名シーン

なのに、なのになのに、狡猾なスカーに陥れられて かくかくしかじかプライド・ランドを出ていかないといけなくなっちゃってね、で、出会ったのが自己肯定感超強めのイノシシとミーアキャット。そのおかげで、悩み多きハムレットさながらの線細王子だったシンバが、ただのヒッピー野郎に成り下がってしまっていく過程よ。残酷なまでにその間3拍くらい。そいでまた、成人オスライオンでかいな。めちゃでかいなこれは。体格差ありすぎてティモンのシルエット棒じゃんもはや。ってなりました。虫食べてるだけであんなになるんかねしかし。
あと、シンバが生きてる!ってことをヒヒのおじいちゃんが気付くシーン。本家アニメはたんぽぽの綿毛がふわぁと風に乗って、その風でヒヒ気付くっていうね。それが実写版ではそんなわけにもいかないので、シンバのたてがみが えらい旅をします。どえらい旅です。一回終了?って思ったけど思わぬところから再開します。ここの展開はなかなか見もの。ドラマチックよ。完全アニマルプラネットだよ。
いろいろと実写じゃ成立しないであろう、「僕は王様だ」の歌もこれまたよく出来ていて、リアルサバンナだけどイキイキ楽しい様子が伝わってくる!動物だから表情乏しいんだけど、なんしかやっぱり、感情の揺れ動きがたまらん!それを表現する音楽が素晴らしい!そう、それがオーケストラの、生演奏の迫力で聞かせてしまうんですから。とんでもないイベントです。もう。考えた人にスタオベ案件です。

オーケストラ×映画のすばらしさ

「美女と野獣」の時もそうでしたが、歌など人の声や効果音は映画音声です。でも、BGMの演奏は全て生。ディズニーのクレジットから生。すべて、全部、生。もうね、途中ちょっと拍手しそうになるくらいの熱演。すごい。指揮者の人映像みながら合わせてるんですかね?神業としか言いようがない。映画にのめり込みすぎてオケだってこと忘れてまって、さすがにここの音は演奏じゃないやろ〜と思ってオケ観たら、演奏してる!!みたいなこと数回。本当に素晴らしいです。
冒頭アースフェンニャーの迫力たまりません。正式な曲名誰か。もういいこの際。私の中ではアースフェンニャー。大地の息吹を感じるあの伸びやかな歌。最高。ヌーの大群のハラドキ。「愛を感じて」も、もうシンバとナラがおっぱじめるんじゃないかってくらいの、こう、高まり感。そうそう、ナラの声本家はビヨンセ姉さんなんです。再会した成人ナラ、死ぬほど歌上手くて、えっあなた あんなカラカラなハイエナランドで、どうやってそんな歌声手に入れたん、てなります。ならない?「ハクナ・マタタ」はハッピーだし、最後のね、プライド・ロックに帰ってきたシンバの、タイトルもう一回来る前の、ドドドドン!!のびしゃ決まり感。もうね、最高しかないんですって。もちろん映画館のドルビーの音響もすごいと思う。でも、ぜひ、オケで聴いてほしい!!!!


とにかく映画もイベントも最高でした。ぜひともみなさま公開中に実写版の映画を(注釈:当時ね、ネットにあるかな〜)。すごい迫力です。あと子供のころとは違ったキュンがあることは間違いなしです。加えて、間に合うんだったらオーケストラ・ライブで。A席でも最高です。ぜひこの感動を体験してください。自然は、素晴らしい!(それなのかよ感想)

それでは今晩はこのへんで!

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