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本屋が気になる「今日の新刊」22冊 — 1/17

本屋「バリューブックス」で編集者として働く飯田の、今日の気になる新刊です。


スターダムの絶対的アイドル、中野たむ初の自伝。私は闘う。諦めてきた、すべてのものを取り戻すまで…。大迫力のカラー試合写真、特別対談2編、紙上妄想デートグラビア、限界袋とじを収録!


岩波・新潮・角川ほかの老舗文庫から春陽堂文庫、金星堂名作叢書などの失われた文庫まで、戦前から現代までの絶版文庫から厳選した91作品を解説する古書好き・文学好きは必読のガイド。文庫を軸に出版史の一側面も照らし出す。秘蔵の貴重な書影も多数所収。


甲乙丙丁の4巻を通して、これまでの鳥獣戯画の部分だけでなく人物戯画の部分も紹介し、作品全体を通して学べるようになっています。


劇作家・寺山修司、天才歌手・美空ひばり、日本のシューレスジョー・池永正明、陶芸家・江崎一生、床屋画家・渡辺賢治、打楽器奏者・加藤訓子、反逆の王者モハメド・アリ、マイク・タイソン、天才エンジニア・川合健二、伝説のインド学者・松山俊太郎…独立独歩の人々を真摯かつユーモアたっぷりに描く。せせこましい社会を痛撃するエッセイ集。私の20世紀畸人伝。


私たちこの世の生き物すべてを結びつけるパターンとは? エコロジカルな認識論を語った入門書。


精神科医、エッセイスト、翻訳家でもある著者の、多彩な言語経験にもとづく知見を綴ったエッセイ集。


詩情と求道の作家・国木田独歩(1871-1908)の短編集。「運命論者」など9作品を収録。改版(解説=宗像和重)


グノーシスの宗教思想を伝えるナグ・ハマディ文書。千数百年の時を超えて復元された聖文書を精選する。


いくら医学が発達しリスク管理をしても、人は病気になり死に至る。その中で「この私」は生きる実感をどのように生成するのか?


あらゆる哲学は「抵抗」なのだ。何を見ても哲学に見える──。世界のちょっと変わった見えかたや哲学する心を誘う、異色の入門書。


「生命をもつ有機体」としての土壌の形成を、腐植の生成とそれに関わる微生物や植物根、ミミズ、ミネラルの働き等と結びつけ描く


趣味の週末菜園から本格的な専業農家まで、JA等の仕組みを通じて続々生まれている新しい「農の担い手」たちの素顔を密着取材。


脳科学者とマーケターが、企業による仕組まれた「買い物」を解き明かす心理学読み物。行動経済学やマーケティングも学べる書籍です。


アメリカが誇る伝説的カルト映画監督にしてバッドテイスト(悪趣味)の王様、ジョン・ウォーターズは66歳にして突如アメリカ横断ヒッチハイクを計画した。ボルチモアからサンフランシスコまで、それはウォーターズにとってのアメリカを再発見する旅となった。現実の旅の前の予行演習として、2つの中篇小説「最高の旅」「最悪の旅」が書かれる。新作映画の資金を現金でポンとくれる大金持ちの麻薬売人に出会ったり、サーカスに入ってフリークショーに出演したり、懐かしい映画仲間に再会したり、と最高に幸せなヒッチハイク。つづいて、考えうる限り最低で最悪なヒッチハイクで出会うのは、ウォーターズ映画マニアの親子、アル中の無免許運転手、ゲイ至上主義の過激派、狂った動物愛護運動家ほか多数!そして“事実は小説より奇なり”の言葉通り、最悪で最高な「現実の旅」が始まる。最後にウォーターズを待ち受けるのは果たして天国か、地獄か!?フィクションとノンフィクションで構成された新しい形のエンターテインメントにして、活字で読むジョン・ウォーターズ映画、そしてトウェイン〜スタインベック〜ケルアックに続く偉大なるアメリカ放浪者文学の誕生。


1943年6月、ナチス支配下のベルリン。ユダヤ人少年トーマス・ジーヴは、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に送られた。わずか13歳だった彼は、3つの収容所を経て生き延び、22カ月後ついに解放の日を迎える。そして、記憶の新たなうちにすべてを伝えようと、絵筆をとった。少年のまなざしで見るホロコーストとは、どのようなものだったのかー大人には語り得ない真実が、そこにはあった。


ひそやかに光るきのこ、きのこ毒殺人事件、シマリスは胞子の運び屋…きのこ学の第一人者が世界中のきのこを取り上げながら、きのこの不思議な生き方と生態系での重要な役割、きのこと人が長年繰り広げてきた悲喜こもごもについて語る魅惑のきのこエッセイ。つくばの研究所に向かって下駄ばきで自転車をこぎ、筆をとってはニコニコときのこの絵を描き、時には人にあげて喜ばれていた。知る人ぞ知るきのこ博士の著書を初めて文庫化。


「食」をテーマにした42篇を収録。幼少期に食べた中国の味から晩年に食べた手作りごはんまで。毎日の食事を大切にしたくなる、力が湧く「食」の話。


がんばらなくても成果は出せる!


豪州の人気絵本作家が描く56種の可愛いおとぼけ顔の生物たち。そのしたたかで独創的な「ちゃっかり生き残り戦略」とは?!


江西・湖南省境の 井岡山から始まった毛沢東の農村革命と、根拠地の主要な族群(エスニック集団)であった客家の関係性の研究。


世の中を大混乱に陥れた数々のバブル崩壊に見る「信用ルールの物語」。創造することへの欲求に、利益という燃料を注いだ「特許ルールの大切さ」。自動車産業創世期、ルールにとどめを刺されたイギリスと、ルールによって普及させたフランス・ドイツ。その違いとは?自由競争か、規制か。今でも世界を悩ませる育成ルールの各国別の事情とは?ルールの構造を劇的に変えた、インターネットの破壊力。ルールは変えられる。ルールを破壊し、創造した人たちの歴史ストーリー。


いつもの暮らしに香りをちょい足し。お香の歴史から、お香の楽しみ方まで掲載。

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