note、始めました。

こんばんは。

「文を綴りたい欲がすごい」ので、

夜中に note を始めてみました。

今日の帰り道の怖くて悔しかった話。

駅のホームから踊り場までの10段以上の階段を、酔っ払ったおじさんが転げ回りながら落ちてきた。わたしの目の前まで。

それはもうすごいスピードで地面に頭を強打し、片腕はぐにゃんと不自然な角度で曲がり下敷きになった。

一瞬時が止まった後、周りの人が駆け寄って、

一番最初に気づいたわたしが119番に電話をかけることになった。(わたしがリーダーシップを取ったというわけではない。みんながこの非常事態に慣れていない中で、雰囲気を読み取りあって、「多分わたしかな…?」「お願い…」という一連の流れがあった。緊急事態にこれをしていては、命取りになるおそれもあるので良くない)

しかしそんな中で、当のおじさんはヨロヨロ立ち上がり、周りの人が止める手を振り払って勝手に電車に乗って帰ってしまった。

どうしていいのかわからず、当人不在の中救急車を待っているところに、もともとわたしたちに対応してくれていた若い車掌さんが、駅長さんらしき人を連れてきた。

彼は、わたしを見つけて一番に、

「あなたが救急車を呼んだんだから、あなたが全て対応してくださいね」

と言った。続けて何度も

「われわれは現場を見ていない。われわれが救急車を呼んだなら対応するが、あなたが勝手に呼んだんだから、あなたが『転げ落ちた男性は大丈夫だと言って帰ってしまいました』と救急車に説明するのが筋だ」

と念を押された。

それはわかるけど、別に説明だってするけど、

わたしは悪いことしたのかな?


その時『ことなかれ主義』っていう言葉が頭に浮かんだ。波風を立てないことが、日本では好まれるんだって言ってた社会学の先生の顔も浮かんだ。

駅長さんは、救急車の人に「余計なことをした」と嫌がられるのが怖かったんかなと思う。

もしかしたら、こんなことがこれまでもあって、日常的に感じてしまったのかな。

だからって、骨折や脳しんとうを起こしてるおそれや、これから事故とか事件のおそれがあるような人を、みんなに無視しろって?見逃せって?

あの駅長さんは変な人だったって、思えるくらい行動できる人がたくさんになるといいな。

駅員さんも、もっとスピーディーに動いてくれたら、みんなでおじさんの電車に乗る足を止められたかもしれなかった。

わたしも、少しでも危ない と感じた時に動けるようにしたい。何かが手遅れになってからじゃ悲しすぎるから、いつでも少し心の準備を。

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