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【毎日読書感想⑬】賢い子は1歳までの眠りで決まる

私には3人の子どもがいますが、1人目の子のときはとにかく寝かしつけがうまくいかず、寝かせられない、眠れないの負の連鎖から抜け出すのが大変でした。

そこで、2人目を妊娠したときに、1人目の反省をふまえ、赤ちゃんの睡眠についての本をいくつか購入し、読んでみました。

その中でもわかりやすく、参考になったのがこの本です。

この本の中では、赤ちゃんの睡眠が認知力や情緒的発達の要であるとし、赤ちゃんが自然に眠れるようになる「NAPS(昼寝)メソッド」を紹介しています。

NAPSのNはNote(赤ちゃんが目覚めた時間を書きとめる)、AはAdd(90分後の時間を書き加える)、PはPlay(赤ちゃんと一緒に遊ぶ)、SはSoothe to sleep(赤ちゃんを寝かしつける)の4つのステップの頭文字です。

赤ちゃんは90分周期に眠りのサインがやってくるので、そのサインを見逃さず、起きてから90分後に寝かしつけるようにすると、赤ちゃんの体内時計にそった自然な睡眠がとれると紹介されています。

賢い子に育ってほしいというよりも、とにかくある程度まとまって寝てほしい、そして私が眠りたいという思いから、この90分周期に注意するようにしています。

確かに1歳ごろまでは90分後前後でグズグズしだすことがあると感じるようになりました。また、寝かしつけ以外のこともそうですが、子育てはなかなか予定通り進まない、見通しがたたないことが悩みでしたが、90分後に必ず眠くなると、固く信じることである程度見通しがたつようになり、心持ち余裕をもって毎日を過ごすことができるようになったのではないかと思います。

さて、本の中では6~8か月の赤ちゃんには、ひとりで自然に眠るようになるトレーニングすることを提案しています。この時期になると、

赤ちゃんの脳はひとりで眠りにつく方法をマスターする準備が整い、精神的にも受け入れやすくなるのです。もちろんこの時期を逃しても、ひとりで眠れるようになりますが、教えるのが難しくなります。(P.164)

ちょうど、3人目がこの時期に突入しているので、もうそろそろ添い乳での寝かしつけを卒業させ、ひとりで眠れる準備を整えねばと考えています。

ひとりで眠れるようになると、次のようなメリットがあります。
・まもなく夜どおし眠れるようになる
・昼寝も長くなる
・自分のことは自分でできる子に育つ(これはとても大切なスキル)
・親にとって、赤ちゃんを寝かせるのが楽しい習慣になる(P.164)

ひとり寝させる方法としては、コントロールド・クライング(赤ちゃんの様子を見ながら泣かせたままにして、眠るまで待つ)とフェーディング(少しずつ段階をおって、ひとりで眠れるようにする)方法が紹介されています。

3人目はどの方法にしようか、悩むところですが、ひとまずは90分後に眠くなる、90分後に眠らなかったら、そのまた90分後にまた眠くなるを忘れず気長にやっていきたいと思います。


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