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ゆるやかな公共 〜循環が生まれる場所へ〜

おはようございます!

本日もムカサコーヒーには朝から多くのお客様にご来店をいただいています。開店30分以上前からお並びの方もいて、パン工房のスタッフも早朝から出勤して増量して頑張ってくれています。週末はたくさんの子供達も来てくれてとても賑やかです。

地元の子供達がご来店くださいました

さて、昨日の出来事ですが、テーブルを囲んで楽しそうにおしゃべりをしている(地元高岡町の)ご近所のおばあちゃん達がいらっしゃいましたのでお話をしました。

「ここに集うことが週に一回の楽しみになって、カフェができてよかった」そう言われたて思わず胸が熱くなりました。ローカルにおけるカフェの存在意義や、コミュニティカフェと呼べる存在の本質が見えて瞬間でもあります。

MUKASA-HUB「ムカサハブ」は、弊社の本社機能に加えてシェアオフィスやコワーキングスペースを併設した(2017年当時としては)とても新しいコンセプトでスタートしました。賑わいを見せたのも束の間、すぐにコロナ禍となり、2020-21はほぼ閉鎖状態に。そして、2021年の秋に苦しい中で「MUKASA Coffee & Roaster」というカフェを併設することとなります。

今では、ここで焼きたてのパンや自家焙煎のコーヒーを売り、多くのお客様にご来店いただけるようになりました。皆様が買ってくださるコーヒーや、売店コーナーの商品(九州パンケーキミックスなど)の売上と益金で地域のコミュニティが集う「空間」ができています。

週替わりの焼きたてパン

多様なイベントを開催し、時には様々なセミナーが開催される「学びの場」となったり、ローカルで活躍する起業家が生まれたり、シェアオフィスからはテラスマイル社のようなスタートアップの雄も育っていったり、ドローンの会社が誕生したり、カメラマンの皆さんが使うクリエイティブオフィス(スタジオ)が生まれたり、様々な循環が生まれています。

毎週開催している「九州パンケーキ教室」

また、2022年秋には三菱地所さんが進めている「めぐるめくプロジェクト」の第一号の連携拠点として共に取り組みを進め、”食によって日本を元気にする”このコンソーシアムも全国10拠点以上に広がりを見せています。

めぐるめくプロジェクト、勉強会の様子

誰か(個人・企業)が投資して所有する「空間」から生まれる繋がりを、そこに集うみんなが何かの形で活用できたら、繋がりの連鎖がローカル特有の文化に根ざした新たな経済を生み出していくきっかけになるかもしれません。元々捨てられた存在である廃校をリノベーションしてできた「ムカサハブ」では、こうした"ゆるやかな公共"が生まれてはじめています。

リノベーションとは、単に空間を更新するということだけでは無いと思っています。かつての文脈や流れていた時間(ストーリー・歴史)を読み解きつつ、新しい解釈を”重ねて”はじめて未来に繋がる概念が生まれていきます。この場所「ムカサハブ」で、生まれはじめた"ゆるやかな公共"は、行政だけでは担えなくなりつつある地方都市の課題を繋がりの共創によって解決する、そのロールモデルになりつつある予感を感じます。

じりじりと、ゆっくりと。
とても時間がかかることです。

でも、社員やスタッフの皆さんがこの場所を心血を注いで作ってくれたおかげで、魂を込めて日々の運営をしてくれているおかげで、ここに集うお客様やパートナー達のおかげで、在るべき理想に一歩ずつ近づいていると感じるのです。

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