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教師が有名校で研修もその成果は出ず

常連の喫茶店で庄司薫さんを見かけた。1969年7月「赤頭巾ちゃん気をつけて」で芥川賞を受賞した直後だからまだ30代前半である。編集者の方が貫禄十分、力関係でも上だなと思った。

昔は番町小⇒麹町中⇒日比谷高⇒東大がエリートコース。小説は学生運動を背景に、その日比谷高の生徒「庄司薫」の生活を描いたものだ。1年前まで本を持っていたが断捨離で手放す。

高校2、3年のころ、教師数人が日比谷高で研修したが、その成果は出なかった。東北の片田舎にも「番町小⇒麹町中⇒日比谷高⇒東大」コースは知れ渡り、日比谷高は超有名校だった。

休みの日は朝昼夜と通った常連の喫茶店。千葉に引っ越して5年後に妻と一緒に行く。ママが「あら~」とにっこり。飲み屋ではなく、喫茶店のママが名前と顔をしっかり覚えていた。

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