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嫌な思い出、写真も電話も貧乏も嫌だ

記者兼カメラマンの時期があった。取材後、決まったように写真をお願いする。しかし取材中に見せた自然な表情が撮れない。実力不足の若造に二刀流は中途半端。嫌な思い出での一つだ。

電話も苦手である。深夜、有名人が亡くなり関係者のコメントを取る。電話して相手が出てくれたらもうけもの。こういう態度が嫌だった。常識の範囲内で電話は掛けるより貰うのが好き。

今年一度も連絡が取れない男がいる。先日、友人から電話がありその話になる。彼が働いていたタクシー会社が潰れたという。社宅みたいなところに住んでいたが、引っ越したのだろうか。

この5月で友人が住宅ローン(月々7万円)を払い終えた。第一声が「貧乏は嫌だね」。それでもまだ働いている。私の「仕事があるだけ幸せではないか。連絡取れるのがいい」は実感だ。

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