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エッセイ『私が愛したヴィジュアル系』

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私が愛してやまないヴィジュアル系バンドについて紹介しています。
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私が愛したヴィジュアル系(目次)

序文 ここでは、あくまで個人的な趣味嗜好から、今現在も音源を所有している(つまりは今も繰り返し聴いている)、私が愛してやまないヴィジュアル系バンドについて紹介していきます。 ほとんどが解散したバンドで、新しめのバンドは……ありません(苦笑)。 実力派の新鋭バンドは、聴けばなるほど感心するでしょうが、琴線には訴えてこないのです。 長い目で見て、青春時代に聴き、ハマった音楽以上に、胸を打つものはないと思います。 おそらく書き進むにつれ、『なんで、このバンドが無いんだよ!

[DIE IN CRIES]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈2777文字〉 1991.08.10 Al『NOTHINGNESS TO REVOLUTION』 1992.02.05 Sg『MELODIES』※メジャーデビューシングル 1992.03.11 Al『VISAGE』 1992.09.23 Sg『MY EYES~僕の瞳よ~』 1992.09.23 Al『NODE』 1993.01.08 Sg『to you』 1993.06.02 Sg『NOCTURNE』 1993.07.17 Al『Eros』 1993.11.21 Sg『L

[ROUAGE]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈2350文字〉 次はどのバンドにしようかとさんざん悩んだのですが、最初に買ったインディーズCDが、このバンドのファーストアルバムだったということで、[ROUAGE]を紹介します。 若干短めになると、前もってお伝えしておきます。 なぜかというと、私がこのバンドを好きだったのが、全活動期間における半分くらいまでだったからです。 実は、雑誌の広告を見て、初めてインディーズCDとして、アルバム『ROUAGE』の初回盤をタワーレコードで購入して以降、思い乱れたものでした。 「こ

[WITH SEXY]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈3026文字〉 今度は、地元インディーズバンドをということで、[WITH SEXY]を紹介します。 これは前の二バンドより、知っている人は、はるかに少ないはずです。 活動期間は長いながら、解散を迎える二年ほど前に、突如全国区に名乗りを上げ、最後はフィラメントが燃え尽きるように輝きを放ちながら消えてしまったバンドですから。 1996.07.07 Sg『UNTRUE』 1996.08.08 Sg『For Solitude』 1996.09.09 Sg『孤独の中で愛した君』

[Wizard]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1493文字〉 今回は、[Wizard]というバンドを紹介します。 シングルを入れると相当な量になるので、さしあたり代表作であるオリジナルフルアルバムだけ列記します。 2005.12.21 『ジェミニ』 2006.11.01 『Aquarius』 2008.02.03 『DIVINE』 2009.07.22 『Magic of the Seed』※メジャーアルバム いや~、大好きなバンドです(笑)。 なぜか付けなくともよい『(笑)』が付くのは、このバンドのファンとの

[ヴィドール]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1456文字〉 歌詞最強つながりで、[ヴィドール]を紹介します。 このバンドも結構な数の音源があるので、持っているオリジナルのフルアルバムだけ列記します。 2006.11.22 『V.I.D~Very Important Doll~』 2007.11.21 『Bastard』 2009.03.25 『Esoteric Romance』※メジャーアルバム 2010.01.20 『Monad』 2011.04.20 『XI』※vo.樹威さんのソロメジャーデビューアルバム

[ANUBIS]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1297文字〉 今回は、ヴィジュアル系の王道からはちょっとだけ外れますが、知る人ぞ知るバンド(コンセプトユニット?)[ANUBIS]を紹介します。 この[ANUBIS]の系譜は、リーダーであるba.EMIRUさんの前身バンド[RIBBON]よりつながっているように私には思われます。 当時の曲を録り直したり、[RIBBON]として未発表だった曲を収録したりしていますからね。 2002.08.14 RIBBON『Beautiful & Resistance』 2007.0

[Lamiel]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1753文字〉 ヴィジュアル系には黒系と白系とがありますが(私が主に好きなのは黒系ですが)、今回は『これぞ黒系の正統』とも言うべき[Lamiel]を紹介します。 1998.08.23 Al『開眼』 1999.03.20 Al『鬨の声』 1999.08.29 Sg『Naked Eye』 1999.09.26 Al『心葬』 2000.04.01 Sg『是空』 ヴィジュアル系を好きな人で、このバンドを知らない人はモグリと言わざるをえません。もしかすると、最近ハマった人は、案

[Shiver]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1191文字〉 アクセス数は伸びずとも、有名どころを出して迎合はしません(笑)。 どこまでもわが道を突き進むまでです。 前回の[Lamiel]と同時期に好きだったバンド[Shiver]を紹介します。 発売されたCDはたった三枚です。 1999.03.05 Al『Psychodissection』 1999.09.29 Sg『Hysterical-Link』 2000.04.12 Sg『hypnosis』 『ああ、あの無機質な感じや声が[PIERROT]に似たバンドね

[NeiL]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1362文字〉 さて、お次は、煌びやかなギターサウンドをバックに、KEY PARTYレーベルからこのバンドを紹介しましょう――[NeiL]です(表記が正確ではありませんがご容赦ください)。 発売されたアルバムを列記します。 1997.12.25 『CLOUD~SCREEN OF MIND~』 1998.05.30 『MISERY』 1999.03.25 『Disease』 1999.12.10 『RAZOR』※メジャーデビューアルバム エナメル服を着て、女形のいない

[雀羅]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1240文字〉 今回は[雀羅]というバンドを紹介します。 その前に、お知らせを一つ。 今現在音源を所有し、繰り返し聴いているバンドを紹介するとの名目でお伝えしていますが、これまでもそうだったように、現在も活動中のバンド(また、触れると差しさわりがあると、個人的に思ったバンド)は紹介しないことにしておりますので、ご了承よろしくお願いします。 ちょっとだけ、楽しいままに書き綴れないことに気づいた今日この頃です(苦笑)。 さて、『ニャー』というけたたましい鳴き声とともに、[

[ElDorado]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1497文字〉 [ElDorado]から[EllDorado]へ、そして最終的には[ElDorado]に戻った(と認識しています)ので、[ElDorado]と表記させていただきます。 代表的な音源を列記します。 2001.03.21 Al『EGOIST』 2001.11.28 Al『AULA』 2002.04.24 Al『BIRTH』 2002.09.25 Al『SILENCE』 2002.12.21 Sg『moment』 2003.06.25 Al『FLYING D

[Kneuklid Romance]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1217文字〉 やっと来たか。 古いV系ファンなら、そうお思いでしょうね。 1993.07.07 『LOVE SONG』 1994.09.24 『パズル』 ※私が持っているのはのちに発売されたBOXのみです。 メジャーでも活躍されたバンドですが、私が好きだった活動期間は、vo.雪乃さん在籍の時期だということをご了承ください。 私は『神』という言葉は軽々しく使いたくないので、ヴィジュアル系界の大立者であらっしゃるKISAKIさんがアーティストとして、またプロデューサー

[CLOSE]――『私が愛したヴィジュアル系』

〈1116文字〉 どうしようか迷いました。 正式に再結成されていますからね。 でも、私が語りたいのは、それ以前の活動期間のことですので、お許しください。 今回はそんな[CLOSE]について紹介します。 1998.04.05 Al『For you...』 1998.10.05 Al『Until eternity』 1998.11.20 Sg『このまま』 1999.02.24 Sg『Tomorrow』※メジャーデビューシングル 1999.04.28 Sg『I believe