大学生は奨学金が必要ない家庭に育ったなら感謝してフルで借りるのも手

親が学費を出してくれている大学生は奨学金(無利子&0.3%以下)をフルで借りて、新NISA口座でインデックス投資に回すことで将来への資産形成で先手を打てる。これは皮算用だが、「長期保有を前提」としてとても現実的な数字。リスクが伴う投資だが、現金だけを持っていてもインフレリスクにさらされているこの時代をどう生きるかは、自分の選択次第だ。

奨学金の満額(第一種と第二種の2階建て)月18万4000円×12カ月=220.8万円を運用。
4年間で883.2万の元金に対して利回り5%なら973万円に増える。
99万8000円が手元に残る。

卒業後、973万円は積んだまま、奨学金を月々返済&収入のうち月3万円を投資。間違っても取り崩してはいけない。すると、利回り5%計算で
22歳時973万円
30歳時1789万円
40歳時3377万円
45歳時4513万円
50歳時5964万円
という資産になる。

Fラン大学だろうがなんだろうが、学生時代しか使えない奨学金をフル活用したら、就職してから月3万円の積立だけでここまで増やせる。S&P500の平均利回りは9%とかなので、利回り5%は妥当な計算です。条件はたった1つ。どれだけ暴落が起こっても投資を継続すること。15年保有していればだいたい平均利回りに到達する。

これを10代の頃の自分に教えたい。リーマンショックもなかった時代から投資を始めて、暴落にどう対処するのかも含めて、試されるシーンが過去にいくつかある。ということは今後も暴落は起こり得るので、運用は計画的に。というメモでした。

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