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カフェイン摂取で2児の父が亡くなる事故

こんにちは Drたっちぃです。

リモートワークでコーヒー摂取が増えた昨今ですが、以前カフェインに関する記事を書きました。

簡単にまとめると、
・コーヒー1杯には約50-100 mgのカフェインが含まれている
・致死量は5,000-10,000 mgなのでコーヒーを100杯飲むと致死量になる
・一日コーヒーを2杯程度(200 mg程度)に抑えましょう
という内容でした。

カフェインは食品に含まれている成分の中でも相当危険な成分で、エナジードリンク飲みすぎによる死亡事故なども起きているので、本当に注意した方がよいです。

そんなことを書いた中、イギリスでカフェインによる痛ましい死亡事故のニュースがありました。

報道によると、パーソナルトレーナーで2児の父でもあるトム・マンスフィールドさん(29)は昨年1月、カフェイン入りのドリンクをつくるために購入した1袋100グラム入りの粉末を自宅にあった計量機で測って飲んだところ、突然、胸を押さえて動悸を訴えた。その後、横になり、口から泡を吹いたたため、妻のスザンナさんが通報。救急隊員が救命処置を行ったが、搬送先の病院で死亡が確認されたという。
検死の結果、マンスフィールドさんの体内から1リットルあたり392ミリグラムの血中カフェイン濃度が検出。死因はカフェイン中毒と断定された。通常、コーヒー1杯を飲んだ場合、血中カフェイン濃度は2~4ミリグラム/リットルのため、最大でコーヒー200杯分のカフェインを摂取した計算になる。

非常に残念ですが、おそらくカフェインを計量スプーンで5 gほど取ってしまったようです。

小さじ一杯のカフェインは人の致死量になります。

そして、すぐに動悸を訴え、急性中毒で亡くなられてしまいました。

人を20人も殺せてしまう量の粉末カフェインが販売されていることがまず問題で、日本では特殊な資格がない限り、そんな量の粉末カフェインを買えないと思います。(調べてないので売ってたらすみません。)

このように、カフェインは身近にある危険な物質です。少量であれば、気付けや目覚ましに良い効果はありますが、多く摂取しすぎると、吐き気、動悸などの副作用が起こり、最悪死に至ります。

是非とも量に注意しながら、コーヒーを楽しんでください。

別の記事で、コーヒーに関する豆知識を書きましたので、この記事もおすすめです。


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