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ずっとサブでいいの?レギュラー取りたい選手は見て欲しい。

 私がメインに携わっているのが高校サッカーだ。しかも全国的に見ても部員の多いチーム。

そこでは、カテゴリーが4つにわかれる。

TOP
B1
B2
1年生 

携わっていて感じるのは、1年生はどのカテゴリーに属していてもやる気に満ちていて、質問も多い。2年生になると、TOPにいる子達はモチベーションはあるももの、1年生と比べると欲が低いともとれる。

3年になると、TOP以外の子のモチベーションは非常に低いのが目立つ。
当然TOPの子達からの質問は多い。

Bチームになってしまうと、
『サッカーは好きだけど、どうせ、、、』
という雰囲気は蔓延して、トレーナーとの距離も縮まらない。

選手同士の仲はとてもいいのが救いなチームである。

こんな状況はサッカーではどこの高校も陥っている事だろうと思う。

そこでだ。

いつも思うのだが、同じ練習・同じトレーニングをしていてもライバルの怪我を待つしかなくなる。怪我をしてもTOPのサブがレギュラーになるだけで、Bチームにいたら公式戦には絶対に出れない。

大所帯のチームだと、先を見据えて同じくらいの選手なら下級生を使うから尚更厳しい。

もう一度言うが、
同じ内容の練習やトレーニングをしていては現状のポジションから下がる可能性はあっても上がる事はできないだろう。

変えるには、3つ必要だ。


1.監督・コーチの求めてる事を理解し、実践できるスキルを磨く。

2.自分に足りない部分を監督・コーチに聞き、改善する

3.フィジカルを鍛える

1.2は高校生のトップとサブの1番の差だと現場にいると感じる。
やって欲しい事をやらない選手は上手くても、速くても使われない。

誤解を恐れず言うと、選手権に出て上位を狙える高校の監督以外は、選手を育成する力はない!

だから、素質があっても戦術にマッチしてくれない選手は好かれないのだ。

でも、高校生は自我が捉え方によっては1番強いかもしれない。ので、自分のスタイルを変えてまでハマりに行かない子が多いと思っている。

だから、1.2を実践すれば必ず今の現状より上がる事は間違いない。

今日の記事はそんなことを言いたいのではなく、トレーナーとしての立場で助言したいわけだが、

それが、フィジカルの鍛え方

先に述べたように、ライバルと同じ内容のトレーニングをしていても、、、と言うこと。

昨今は、基本的なフィジカルトレーニングをやらない学校も多い。多くの高校が体幹トレーニング・アジリティトレーニングをメインに行っている。

この体幹トレーニングやアジリティトレーニングのを提供するトレーナーの質が非常に低いと言うことが問題。

今、トレーナー界隈で主流は

ファンクショナルトレーニング

といわれるトレーニングだ。
アウターマッスルをゴリゴリに鍛えるのではなく、動作を鍛える!

世界的に主流で名だたるアスリートもやっているから、間違いない!と思ってしまうよね。

『動作を鍛える』と言う言葉だけをもって言えば、間違いではない。

でも、その言葉の下に提供されるトレーニングでは動作は変わらないし鍛えれない。

そのトレーニングの動作が上手くなるだけで、サッカーには直結しない。

私が、言いたいのは【動作で鍛える】という事だ

英語にすると

train through movement

*動作を鍛えるは、train your movements

(で)と(を)ではだいぶ違う。

目的は確かに動作の質を上げたい(鍛えたい)
けと、それを達成させるにはその競技を兎に角やりこむ以外に正解はないのだ!

せっかくフィジカルトレーニングに時間をさくなら、動作で鍛えよう!

動作で鍛えるって例えば?↓↓↓

こんなのがあります。

こと動作をするために、身体をどう使えば良いのかを学習し、その時に必要な筋肉が刺激される。

そう、全てのスポーツ動作は筋肉を使って行うのでなく、その動作の結果筋肉が使われた!わけです。

どんなに、プランクが長く綺麗にできても、
どんなにチューブで臀部を鍛えても、サッカーのプレー中のいつ、あんなカッコになりますあ?

私が紹介したトレーニングは
ジャンプの時の股関節の使い方をより強度を上げた動作。
相手にコンタクトする時の重心の使い方。
ということができるようになるトレーニングです。

このように動作で鍛えるトレーニングを行えれば、現実を打破できる!

スポーツをやっている学生に幸あれ!

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