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「私らしい言葉」で話すための、小さな2つの挑戦 @kobamegu0623

「私らしい言葉」が欲しい、いつもそう切望しています。

私の仕事の一つに、オウンドメディアの記事執筆があります。

読者の方に刺さるような言葉が湧き出てきたらいいのに。
そう思いつつ、書き、フィードバックをもらい修正して〜を繰り返す日々。

そんな中、WEBメディア「CORECOLOR(コレカラ)」のブックレビューで『私らしい言葉で話す 自分の軸に自信を持つために』という本に出会いました。

本タイトルである「私らしい言葉」は、今一番欲しいもの。
本書には、”「私らしい言葉」は胸の内で思っているだけでは出てこない”ということが書かれています。

では、どうしたら「私らしい言葉」を習得できるのか。本書を読んで、これからチャレンジしていきたいことを書いていきます。

「私らしい言葉」を引き出すレッスン〜小さなできごとにも「驚く」こと

私の性分の一つに、「色々試してみるけど長続きしない」というものがあります。ポジティブに表現すると、好奇心旺盛で色々やってみたくなってしまうとも言えます。

本来なら、本に書かれていることを全部やりたい! となるところをグッと堪え、二つのことに取り組んでいくことを宣言します。

一つ目は、小さなことに驚いてみること。

著者は、人生を豊かにするには「驚く力」が大切だと述べています。
驚く力とは、小さなことにもしっかり気付いて驚く力のこと。

大人になると、初めて経験することが少なくなり、初めてであってもある程度予測がついてしまい、結果的に驚くことが少なくなっていきます。

では、どうしたらいいのか。「期待する値」を調整することで、驚くことを増やしていくことができるそうです。

私の例で言うと、「30代後半にもなるのだから、料理ができて当たり前」と言う期待値があったとします。
でも、その期待値を取っ払うことができれば、美味しい料理が出来上がった時に「自分ってすごい! 」と驚くことができます。当たり前が、できた、すごい! になります。

そして、それを言葉にしてみます。
「こんなにも美味しい料理ができた! 嬉しい! 」そうして言語化していくことで、自分の言葉を見つけていきます。

実際に、私の身近な人で「自分らしい言葉」を持っていると感じる人たちは、目に見たものや感じたことをしっかり言語化して伝えてくれます。

ご飯を食べたら、美味しい!  
きれいなお花を見たら「きれい! 」
共にいる人たちに、感想や感情を共有する。Xなど、SNSで発信する。周りの人たちはとにかく言語化しています。

早速、都内の桜の名所の一つである目黒川の桜を眺めたあと、発信してみました。

「きれいだった」というまだまだよくある拙い表現しかできていないものの、なかなか思ったことを表に出せない自分にとっては小さな一歩。

当たり前のできごとに、しっかり丁寧に驚いていく。
そして、できる限り大きい声で相手に伝えていく。

これなら私にもできそうです。

主語を「私」にして、自己主張していく

二つ目は、主語を「私」にすること

例えば、旅行に行くとき。
私は、同行する相手がどんなところに行きたいかを優先してしまうことがあります。
それは良いことだとずっと思っていたんです。

でも、そうではなかったんですよね。

先日、10年以上ぶりに海外、韓国に行ってきました。

ラブソルメンバーで、韓国好き、美容に詳しいほのかちゃんと一緒です。
「韓国で何がしたいですか? 行きたいところは? 」と聞いてくれたのに、「ほのちゃんのおすすめでいいよ」としか答えられない私。

でも、こう言われたら相手はおすすめの場所をピックアップして、なんならその場所までアテンドしないといけなくなりますよね。

自分の意見がなくて、相手に何も提供できていない。それどころか、与えてもらうばかりのクレクレ人間になっていたんです。

ほのちゃんが行きたいと言って、連れて行ってくれた「プチョンユッケ」へ。
この時も「行きませんか? 」と声をかけてくれて、私はといえば「ほのちゃんがいいなら、そこに行こう」と他力本願でした。

行きたい場所が見つけられない時もあります。
そうだとしても、「あなたが行きたいところに行こう」、ではなく、「あなたが良いと思ったところに私も行ってみたい」と主語を自分にして伝えていたら、何かが変わったかもしれません。

これからは「私」がどうしたいか、何をしたいかを伝えていく。
日常の小さなことから初めてみたいと思います。まずはお昼ご飯に何が食べたいとかからかな? 

小さなことに驚くこと、そして、主語を自分にすること。

この2つに共通しているのは、一人では習得できないということ。
他者に話して言語化することで、対話をしながらフィードバックをもらう。
誰かに伝えるために言語化する。対話することから逃げない

そうして私らしい言葉を生み出していきたいと思います。

3ヶ月後の私は今より少しくらい、「私らしい言葉」が習得できているかな? 

小林 恵美▶︎SNS...X

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