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オンラインコミュニティの読書会に参加して考えた「食」に関するウェルビーイングのこと @usaayu0604

弊社が運営を担当しているオンラインコミュニティ、「はたらくWell-being Lab.」に、メンバーとして参加している宇佐見です。

私は、北海道からフルリモートでラブソルのお仕事にジョインしているワーママです。

“はたらくWell-being”とは、はたらくことを通してその人自身が感じる幸せのことです。自分にとって心地よく働くことってどんなことだろう? と興味を持ち、こちらのコミュニティに参加しています。
 
「はたらくWell-being Lab.」(以下、ウェルラボ)では、毎月読書会が開催されており、ウェルビーイングに関する課題図書をメンバーで読み解いています。
7月に開催された読書会では、「食」をテーマに、ウェルビーイングについて考えました。

課題図書は、アリス・ウォータース著『スローフード宣言 ーー食べることは生きること』です。

著者は、アメリカで最も予約が取れないと言われるレストラン「シェ・パニース」のオーナーであり、世界中にスローフードを普及させた料理人。本書では「ファストフード文化」と「スローフード文化」を軸に、食の本質に迫っています。
読書会にあたり、事前に各自担当箇所の要約を行い、章ごとの内容を共有してから感想などを話しました。

この記事では、担当箇所の要約を通して考えた「食」に対するウェルビーイングについて綴ります。

「あるのがあたりまえ」で、気に留めていなかったことが気になるようになった

私が担当したのは、「いつも同じ」「あるのがあたりまえ」という章でした。

私が要約を担当した箇所をスライドにまとめました
2つの章を担当しました

今が旬のスイカやメロン、季節を感じながら楽しむ果物や野菜があります。私もスイカやメロンが大好きだし、夏だなと感じることができます。
子どもが生まれてから、食後に果物を食べることが増え、できるだけ「旬」の果物を選ぶようにしています。

先日、スーパーで買い物をしている時に「キウイの旬はいつなんだろう? 」と考えました。国産のキウイも見たことがありますが、たいていは外国産のキウイが店頭に並んでいます。
キウイは値段も手頃でよく食べているので、「あるのがあたりまえ」になっているものの1つです。時々、店頭に並んでいないと「あれ? どうしたんだろう? 」と思うほど。

「あたりまえ」に手にしているものの、旬や産地を知らずに過ごしていることに気がついて、もっと知りたくなりました。
キウイだけではなく、例えば、クリスマスにはいちごの乗ったケーキが食べたいし、ハンバーガーやサンドイッチにトマトは欠かせません。

冬のトマトやいちごは美味しいとは言えないし、値段も高い。けれども、あって欲しいと勝手に思っていて、知らず知らずのうちに「あるのがあたりまえ」になっていたのだと思います。

そして、この「あるのがあたりまえ」になっていることは、他にもまだまだあるのだと気がつきました。

お気に入りのカフェで本を読み過ごす時間も、私にとってのウェルビーイングです

できること、心地よいことを「食」にも取り入れていきたい


「あるのがあたりまえ」や「いつでも同じ」について、作物について考えてみると、色も形も味も同じであることを望んでしまうけれど、そうじゃなくても良いのかなと思います。

例えば、先ほども例に挙げた、今が旬のスイカやメロン。糖度の測定ができるようになったとはいえ、こっちは甘かったけど、こっちはそうでもないねなんてことがあります。

「選び方失敗したな…」と思うと、残念ではある。けれど、選ぶ楽しさ、食べてみないとわからないというのは、旬の楽しみ方でもあるのかなと思いました。

夏になり、私が住む街でもピカピカの採れたて野菜が直売所やファーマーズマーケットに並んでいます。

無農薬のものもあれば、最低限の農薬を使っているもの、形が不揃いで市場には出せない「ハネ品」と呼ばれるものなど。どれも、農家さんが一生懸命手をかけて育てた野菜に変わりはありません。

この「ハネ品」と呼ばれる野菜や果物は、味は同じだけど、見た目が「いつもと同じ」ではないから市場に出ず、捨てられることさえあるんです。それはなんだか悲しいなと思いました。

「食」に関するウェルビーイングについて、今まで考えたことがありませんでした。その時々で、自分が手に取りたいものを無意識に選んできました。
地産地消、オーガニック、無農薬…など、「食」に関する様々な言葉が飛び交い、何を選べば良いのかなと迷うこともあります。

ファストフードとスローフード、どちらも生活には欠かせません。
「あるのがあたりまえ」を当たり前に思わず、あたりまえにあるためにどんな背景があるのかを、時々でも思い浮かべたい。
そして、自分が取り入れたいところを上手に取り入れて、心地良い「食」について考えていけたらいいな
と思いました。

今回の課題図書は、ウェルラボのメンバーさんが推薦してくれた一冊です。コミュニティに参加していることで、普段自分ではなかなか手に取らない本にも出会える機会になりました。

読書がしたい! と思いながらも、なかなか一冊読み切れずに終わってしまうことが多い私。「読書会」に参加することで、担当箇所以外の要約を聞いて、メンバーみんなで一冊を読み終えることができました。

一人ではできないことにも挑戦できたり、一緒に学びを深められたり、コミュニティの魅力であり、様々な可能性があると感じています。

オンラインの活動がメインなので、地方に住んでいても参加ができます。
一緒に「はたらくWell-being Lab.」で活動してみませんか?

コミュニティについては、こちらをご覧ください。

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