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ビューティフル・マインド

以前映画好きのご夫婦の結婚式に参加した時、
しおりにそれぞれのお気に入り映画3選紹介コーナーがあった。

その1位が表題「ビューティフル・マインド」
それをみた時、同じく映画好きな人のコメントが「繊細な人だね」。どんな話だろうととても心惹かれていた。私にとって選んだのが超明るいお兄さんだったからこそ、よりそのギャップを感じていた。


あらすじ
とある数学者の半生。
愛と少しの狂気を織り交ぜて。
統合失調症と向き合いながらノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュ先生のお話。

見終わった後の感想
繊細だとこぼしていた彼女のいうとおりだった。
けれど大きすぎる才能の側で、愛と友情というものが支えてくれる割合が大きすぎた。名誉とかの前にそういうかけがえのない人たちがいてくれることが何よりの財産だと思わせてくれる一本。

そしてありふれた表現だけれど、真の天才はやっぱり孤独だな、とぽつり。そんな孤独な人たちが短い人生にしないためにも、仲間という同じフィールドで戦う人たちであったり、存在を許容してくれる人たちがいてくれるということをしみじみと感じさせてくれる映画でした。そしてそういう場はやっぱり勉強とか自らが頑張らないといけないところにあるなぁと。だって天才や秀才の人たちはずっと頑張り続けているのだから。

凡人である私は、少し苦しいくらいの環境でもっと頑張らないとな、と刺激を受けました。

ともあれ見終わった後、心への余韻が大きい映画で、これは忘れない一本に。結婚式の紹介コーナーで持ってくるそのセンスにほれぼれ。きっと私の大好きないとこをずっと大事にしてくれるなと勝手に少し嬉しくなったのでした。その美しい感性に祝杯を。

この監督がダヴィンチコードの監督でもあったのでそれも久々に見返しちゃおうかな。

ではまた!

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