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1979年生、AB型。

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    自作詩をあげたり、いろいろな詩を吟味する部屋です。

最近の記事

5月4日

昨日見た映画が鮮烈で、身体半分くらいの放心というかまだ続きにいるような感じがする。濱口監督の新境地。 午後から勤務。館内は平日以下の人出と静かさで、よかった。みんな旅行でも行ってるのだろう。天気がいい。子供がぜんぜんいない。 おはなし会には、常連の親子が1組だけきていた。午前は外で遊んで飛び込みで「間に合ったー!」と。小さい弟の方は、ほぼ寝転がって参加。 貸切だ。 昨日見た新境地が、私の中にもっとずっとのびてきてほしい。 そう願ったのだと思う、帰りに思い浮かんで書き留めた

    • 5月3日

      天気がいい。 今日は映画を2本見る。 朝一で、タイトルをまちがえて予約した『無名』と、午後に本来見たかった『悪は存在しない』を。 どちらも今日公開。 着くと、大きなタイトルが2つも公開初日とあって、朝からすごく混み合っていた。ふだんしない席予約をしてたので、自動券売機ですんなり発券。会員特典?初回特典?のトニーレオンのポストカードももらった。 間違えたけどおもしろそう、と来てみて正解だった。『無名』、すごくよかった。その時代の残虐さもよくあらわされていたが、冷静なやりとりの奥

      • 5月2日

        散漫に気分をぶつけてくる人やへんな電話があったりして、どうしてか春はこういうことがあるよねと話したりした。気象と、なにかしら関係あるといって間違いないよねと。 明日は、連休中唯一の休日。朝一に映画見に行くので、ささっと寝た。

        • 5月1日

          乳児向けおはなし会で、ペアした人が歌った一節が頭からぬけない。 あたまでずっと、 〽︎おさけわかしのかんたろさーん が、自動的に流れてしまう。半拍おくれではじまったりする、リズム感のしっかりある歌だからかもしれない。あと、詞が大人かわいいからかもしれない。 仕事終わりに、早い夜ごはんを済ませたら夜の時間がたっぷりできてよかった。

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          4月30日

          キティちゃんやノンタンの着ぐるみとか、ディズニーランドのような世界にまるで興味が湧かない。というのを、このところ何度かしゃべったりした。今日の昼休みにも、少しそんな話をした。 小さい頃、狂ったようにキティちゃんが好きだった。ノンタンに対しては共感というか身近な存在、むしろ分身のように思っていた節もあり、絵本の全巻をもっていることを誇りとしていた。 そんな彼らが「着ぐるみ」で現れて、それが嬉しい、という気持ちがまるでわからないのだ。アニメなら許容していけるとしても、人サイズの

          4月29日

          サイケデリックないでたちの絵本「まるのおうさま」がすばらしく、おもちゃというかモビールを制作した。文は、谷川俊太郎。絵が粟津潔。 展示飾りに、絵本の一場面をモビールにしたことがこれまでに何度かある。 こんどのは、モビールをコンパスから吊り下げるというところがポイント。(コンパスさまのおでましだ) 円を描きつづけるワイヤーをコンパスの芯の替わりに差込んだ。文字を散りばめたワイヤーは円を描き、その中にまるのおうさまを一つ吊り下げた。作るより、設置がより工夫がいることが多い。設置

          4月28日

          休日で、購入していたアーカイブ動画を見たりしていた。大澤真幸さんは、文章の印象よりずっと柔らかな応答をする方なのだっけ、と思う。それとも対談相手が千葉さんだからなのか。今度、著書をあらためて読んでみたくなった。 濱口竜介監督の『悪は存在しない』が、5月3日から上映される。その日はちょうどシフトが休日だ。映画はたいてい飛び込みで観るのだけど、めずらしく予約を─しかも朝一の─をしてみた…ら、なぜかそれは『無名』の予約だった。 無名。まだタイトルが表示されてないのだろう。とでも思

          4月27日

          4月もまもなく終わってしまう。 雨天続きで何となく、着るものにも湿気をふくんでわずかに重さを纏う。 午後勤務の、夜は職場近隣で花火大会。帰りは大丈夫だろうか。 少しくらい見えたらいいのに高層マンションが多く見えないだろうとのこと。 「香椎花火大会」は、もともと夏の終わりに・・・それも9月始めだから夏休み気分が数日延びたような嬉しいお祭りだった。 私は早良区民なので子供の頃は知らない花火大会だったが、大人になってから誘われて行くようになった。だから実際に夏休みと関わる訳ではな

          自作詩を読む③身体

          自作詩を振り返り、吟味したい。 今日は、「身体」をテーマとした詩から。 「身体」を詩に書くとき、自分の肉体を書くのか、そうじゃないのかを考えた。この詩では、 「身体がとらえるもの、感じるもの」を書こうとしていたと思う。 これまでに実際に身体が感じたり見たりしたことのあること・・・からだに強く残っている印象をモチーフとして、いくつかの場面を書いている。 講師コメントで ・はっきりとした日常と、そうした日々で浮かぶ空想 ・意識の上で捉える現実というものがある といった言葉を

          自作詩を読む③身体

          4月26日

          最近また車内読書が捗る、と思ったら福岡市営地下鉄の多声アナウンスがふつうのアナウンスにもどっていた。早朝の出勤時や疲れた夜の帰宅時に、あれだけ人をイライラさせるアナウンスもなかなかない。そうじゃくなった瞬間がいつかあったはずなのに、案外、そのきもちいいはずの変化は日常に溶け込んでいたのか、と思う。 Twitterで検索してみると、3月終わりごろ以降に「そうじゃなくなった」と書いている人がチラチラいた。やはりなくなってるよね。 こういう微細な世相変化の履歴を知るのに、Twitt

          4月25日

          朝、部屋に差しこむ陽が明るい。のは、久しぶりな気がする。 磨りガラスの窓越しに溢れる光、白い部屋。カーテンを引いた窓からも漏れる。サニールーム跡のような窪んだ空間。突き出た壁の隅にランダムに数枚敷いた白レンガ。 自分で形づくったものがベースにある、ここを出たくないなとあらためて思う。 記憶しておかないと。 溜め込んでた仕事は作業段階に入ったので、頭にスペースがあらわれる。鬱屈した気持ちとポジティブモチベーションの身体記憶、それらが入ったり出たりする。 帰り道は実家方面に。

          4月24日

          朝と夜、まだ肌寒い。 午後から出かける予定があると思っただけで、腰を据えて何かに取り組むのに集中できなくなってしまうところがある。これは、集中しだすと時間を忘れてしまう、あるいはマイペースすぎることに起因する。それで、真剣の手前の真剣になろうとする。そして、それにもなりきれずにそわそわしてしまうのだ。1時間取り組むと決めてアラームをしても、何だかうまくいかないのだ。アラームがなったタイミングが、すごく好調なタイミングだったらどうしよう、と怯えているのかもしれない。もう少しラフ

          4月23日

          谷川俊太郎特集のポップデザインを迷っていて、画面上でこねくりまわすのは嫌という気が今回はしていたので、何となく浮かぶのを待っていた。 それでふっと浮かびそうなところで画面の前に座ってみたら、ものの10分くらいでシンプルなゴフスタイン風が仕上がった。谷川さんは、ゴフスタインの絵本もいくつか翻訳している。色は展覧会のチラシの色。 そういえばこないだTさんと、デザインとタイトルどうしようかなぁと、選書した本の準備を手伝ってもらいながらぼやいていて、その時にTさんがゴフスタインの絵本

          4月22日

          いけのはたもーて。はなやによって。 めめさまめーて。 げじげじにあおて。 まつのやまのぼって… こけひとつぽん。 もひとつ、ぽん。 5月の乳児向けプログラムを準備をしてた。 このわらべうたはあまり本にのっていない。 わらべうたには、かおやからだを散歩するふれあいのうたがよくあるが、このうたはより遠くへ冒険している。 季節的にもいい。耳朶をつまんでおとす「こけひとつぽん」の音が秀逸で、今回はじめてえらんでみた。 ほかには、あしあしあひるなど。 てんてんてん、という絵本には大き

          4月21日

          荷解きの疲れが溜まって、なかなか起き上がれなかった。 仕事では、次の特集のポップデザインと本の準備。装丁本を参考にして、本のカバー側を開いて展開したイメージにした。表紙にシリーズ名、背表紙にタイトルとマーク、裏表紙に類を記す。 レトロなミントグリーンの淵、背はざらつきのあるピンク色、シリーズタイトルは黒い泡に白抜きで文字を打つ。黒の泡に白抜きは、好きな詩人の1ページの詩がそのようなデザインにしていたのを真似た。 帰りも、ざんざん雨が降っていた。 昨日口元に浮き出た出来物が、

          4月20日

          早朝から、父の引越し荷受け作業。 ロゴ入りの青いビニールが玄関から扉、その両脇の壁を搬入口として貼り付けられた。床には青いマットのブロックが数枚、その上に毛布、白い薄布が敷かれた。作業する人もロゴ入りの青い作業服と帽子を装着している。引越しグッズのにわかファンになってしまいそうだ。 転勤族だった子供の頃、その同じ業者のダンボールはいつも、いくつかは開封されないまま押入れに押し込まれていた。家は時々引っ越すものなのだと、当たり前に思っていたところがある。もうすぐ自分の家も引越し