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どん底からの希望

2/5に4回目の入院をして早10日ほどが過ぎた。
病院にいたら安心と侮っていた訳ではないけれど、何故か前回も今回も入院してすぐに腰椎の圧迫骨折をやってしまうという…。
そのうえ、今回はそれが原因でヘナヘナと転けて左足の親指と小指まで骨折。
もう情けないの一言。どこまで骨が弱ってるのか…。
抗がん剤の副作用で骨が弱ってるのは確かなんだろうけど、それだけ?他にも要因があるのかな…。

去年の3月に入院して発覚した大腸がん。
その時、人生で一番最低、どん底だ!と思ってた。
でも、入院・治療してる間に、色んな人から励ましや応援をもらって世の中捨てたもんじゃないと光を見出して、手術も頑張れた。
ところが、1つ解決したら1つ何か不調になる。
振り返ってみると、一回目の自由時間(退院時)が一番身体も楽で問題なしだった気がする。
あの時は2週間の自由時間でその後の再入院も決まってて…
久しぶりの外界の空気を堪能しつつ本当に大人しくしてた気がする。
何人かのお友達とは会ったけれど(そういえばスタエフ初ライブもしたなぁ…)、基本あまり出掛けなかった気がする。
外に出るのが怖かったのかな。
2週間しかないと諦めてたのかな。
ホントはそのくらいで良かったんだだろうな。
2度目の入院の間にお腹の手術後の近くに別の傷が出来て、それを看護師さんに消毒してもらってたんだけど、これがまた痛い(涙)
結局治らないまま2度目の自由時間。この時は母の1周忌もあり3週間にしてもらった。
この間、前回同様美容院とかマツエクサロンとか絶対入れたい予定を先に組んでた。そして目玉企画があった。
あのYumieさんのライブがあったのだ〜!
これは1回目の入院時に絶対行く!必ず復活してライブに行く!と決めてたものだ。そしてライブ会場近くにホテルを取って無理しないように友達が段取りしてくれた。
凄く楽しい夜を過ごして、感動の一日で大満足で家に帰って来たんだけど…帰ってからが大変だった…傷の消毒に訪問看護の方に週に2度来てもらってたんだけど、この日傷が悪化して傷が広がっていた(涙)
次の日は母の一周忌…でも、看護師さんも家族も病院行きを勧めてくれて、結局入院を約1週間ほど早めることになった。
前倒しに入院して、検査して結局また手術(3回目の)になり、どうなってんだろ?私大丈夫?口では強気でいたけれど、案外情緒不安定だったな…
手術直後、腰椎圧迫骨折。トホホな3回目の入院生活がスタートしてた。

こんな状態が半年以上続いて、世の中を恨めしく思ったこともある。
そんな時、いつも遠方のお友達のMさんから不思議とメッセージが届いた。
他の人には言えない愚痴をたくさん聞いてもらった。
時には、なぜ私なの?他の人は元気いっぱい幸せなのに!
私だって、私だって…という思いに溢れてしまったこともあった。
そんな時はいつだって甘やかさず、私の今のその先にある道を示してくれた。手術の時も必ずその時間祈ってくれていて(大切なお友達はみんな祈ってくれてた…感謝🙏)、夢枕にたって起こしに来てくれたっけ…。

そう、どん底に落ちた瞬間に救いの手が差し伸べられ、その都度すくい上げてもらってたんだね。
Mさんに言われた言葉『人の痛みがわかる人になって人間のランクがあがったと思って。壁にぶつかったことのない人はその痛さがわからない、あなたはわかるでしょ?』と。

私にはまだ希望がある。
素敵なお友達に囲まれて幸せだ。
生きてて良かった。

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