年功序列について思うこと

今日見たテレビ番組で司会者が「先輩に対するリスペクトはある?」とタレントに向かって言っている光景を目にした。

そのときふと疑問に思った。
いや、これは前から疑問に思っていることだが、なぜ先輩や年上の人=尊敬の対象なのだろうか?

年齢を重ねれば偉いのだろうか?
それは決してない。
中には自分は年を重ねているからという理由だけで、ましてやそれしか取り柄のない(実際取り柄ではないのだが)優越感に浸っている人がちらほらいるように思える。

この人たちがいかに我々若者にとって有毒か。
この手の人たちは、絶対に年下は年上を超えられない、超えさせてはいけないと考えている。
若いからといって若者のすることを全て否定する。
この偏見はもはや現代では通用しない。
何を根拠にこの人たちは年上やその行動すべてを正しいと思っているのか?
私はいくら年をとっていても、場を弁えず、平気でルールを無視し、人権を侵害してくるような人をたくさん見てきた。

この人たちは、私にはただ年を重ねた"だけ"、年月を費やした"だけ"のように見える。

年齢だけではなく実力でその人が評価される時代は果たしてくるのだろうか?

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