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自分で決めて、自分で行動する力を養うことの大切さ

子どもの成長を考えて
早くから習い事、塾に通わせている保護者の方って
案外多いですよね?

最近の子どもでは
早くから習い事をさせているからか
学校から帰っても遊ぶ時間が少なかったり
友達を遊ぶ時間がなかったりするようです。


『子どもの能力の高め方』のリアルセミナーで
お母さん方に聞きます。

「お子さんの幸せって何ですか?」

中学校のPTAさんに呼ばれて
セミナーを行うことも増えていますが、
中学生のお子さんの幸せな何?と聞くと

「良い学校に行くこと」

という返事を頂くことがあります。


では、良い学校に行くのは何故ですか?
と聞くと、良い大学に行くため
では良い大学に行くのは何故ですか?
と聞くと、人生に選択肢を増やすため
という人がいらっしゃいます。

たしかにたくさん勉強をして
良い学校に行けば、色々な選択肢が増え
色々な職業につけるようになるかも知れません。


でもそれって勉強をしていれば
選択肢は増えるのでしょうか?


やっぱり子どもの未来の選択肢を増やすのは
勉強を頑張っているだけではないと思います。

時には友達と喧嘩をして
心から傷ついたり、傷つけたりするから
人にやさしくできたり、
人の気持ちがわかるのではないでしょうか?

時には友達と時間を忘れるぐらい遊び回って
楽しい時間を共有したからこそ
真の友達だと感じ、辛い時には相談出来たりするのではないでしょうか?

時には
ご飯を食べることより
テレビを観ることより
ゲームをすることより
何かに夢中になった時期があるから
自分に自信が出来るのではないでしょうか?


たしかに親は子どもの人生の先輩かも知れません。
その分、色々な経験をしてきたからこそ
幸せになって欲しいと色々とアドバイスをしたり
行動をさせたりするのでしょう。

親の言うとおりに行動してきた子どもと
自分の意思で行動してきた子どもでは
大人になってからの行動が変わるように思えます。


スクールで我々のようなトレーナー育成スクールを行っておりますが
スクール生さんに(もちろん大人です。)
「〇〇〇をやってもらえますか?」
と少し応用的な内容を指示すると

一人は
「習っていないからできません」
という人がいます。

別の人に同じように言うと
「習っていないけど、今まで習ってきたことで工夫をしてみます」
と言う人がいます。

どちらの人の方が成功すると思いますか?


圧倒的に後者です!

前者の人は
習ってきたことは忠実にできるかも知れませんが
習って来ていないことは、習わないと出来ないと言う感情です。

後者の人は
今まで習ってきたことを
必死になって探し始め
どれがこの場合、有効な答えが出るのだろうと
脳の過去のデータを隅から隅まで探して行動しようという感情です。


この差は何でしょうか?


同じ中学を出て
同じ高校も出て
同じ大学まで行って
同じ会社に入ったとしても
前者と後者ではその先が番うようになると思いませんか?

親として
少しでも勉強を頑張って
少しでも良い成績を取り
良い学校に行って欲しいと願うのは当たり前のことかもしれません。


でも良い会社に入ることだけがゴールではないはずです。


となると大人になった時に
子どもの時から、自分で考え行動してきた子どもと
親の言うとおりに行動してきた子どもに違いが出てくるのです。


だからこそ、小学生ぐらいの時には
子どもの好きなことを、好きなだけやらせてあげて欲しいと思います。


それが幸せになる成幸脳の仕組みです!

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