『ポエティカル行路』2023.11.19

2023.11.19

1.

東久留米にある教会の礼拝に出るため、湖畔から東村山駅までの道のりを歩く。

朝は神聖な時間だから、その時間をどう過ごすかで一日の質、人間の質が変わってくるのではないだろうか。

歩くとは世界という本の頁をめくって読む、そんなことでもある。

いつものバス道も歩いてみると印象が違う。

そもそも、その日その日の歩行での出会いは一期一会なものであると思う。歩行による旅の繊細さがそれを可能にする。

僕は生きている、そう感じられる時間を歩行は与えてくれる。

少し道を外れて多摩湖町を歩く。

このあたりを歩くと都心ではあまり見かけない送電塔が並んでいたりする。

知らない道を歩くことは常に冒険たり得るから、冒険はすぐ近くにあると言える。

東村山駅から電車に乗り東久留米へ移動。

30分程礼拝まで時間があったので、川の方まで足を伸ばす。

川辺に立ち2分くらい、つかの間水音に耳を澄ます。

2.

椎名町から山手通りを行く。
今日の歩行のChapter2。

歩くことは自由とつながっている。
歩くことで自由を手に入れる。

詩人の田村隆一さんは大塚のご出身であったなとそのあたりを歩きながら思う。

今年は彼の生誕100年の年にあたる。
別にそれとは関係なく、というか知らず知らずのうちに彼の本によく触れた一年だった。

彼の書く詩もエッセーも好きだ。

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