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イベント告知:生物多様性写真展「ひめじのいきもの」3月9日〜

毎年恒例の姫路科学館での生物多様性写真展「ひめじのいきもの」が開催されます。今年で7回目。今年は600点を超える写真が投稿されました。

期間:2024年3月9日〜2024年4月7日
場所:姫路科学館1階特別展示室
住所:姫路市青山1470-15
料金:観覧無料
科学館ホームページ

エリアは、姫路市だけでなく、播磨圏域で撮影された野生生物の写真が扱われます。

投稿は誰でもできましたが、生物名、撮影場所、撮影時刻などの情報が必要でした。

写真コンテストではなくあくまで生物多様性調査と記録が目的なので賞はでないみたいです。どちらかと言えばアカデミックな要素が強いです。

私も昆虫や野鳥の写真を投稿させていただきました。このチラシにも2種使っていただいております。ジョウビタキとツユムシです。いずれもたつの市御津町で撮影しました。昆虫は100枚以上投稿しましたが全て掲載されるかはわかりません。

普段は、祭り屋台ばかり追いかけておりますが、昆虫写真撮影のきっかけは、姫路のジャコウアゲハの研究で有名な相坂耕作氏の「播磨の昆虫」という書籍に影響を受けて、フィールドワークを昨年から始めました。

実を言うと、自分の専門は昆虫生理生態学です。学者なら、昆虫採集と標本が重要ですが、個人的な嗜好から生態写真にこだわっています。

仕事では直接活かせることは少なかったですが、趣味でこのように形に残すことができて、もし少しは学術・社会貢献できたのなら、よかったと思います。

一円も見返りはない仕事ですが、播磨の自然について理解を深め、記録を残すのは次世代への投資と思い、大きな意味では見返りはあると考えています。

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