ららら

30代育児中主婦

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最近の記事

いつも笑顔で。を強要するな

私は自分で言うのもなんだけど できるだけ謙虚で、笑顔でいようと心がけている。 ご近所さん、ママ友、親戚。 愛嬌がある、笑顔がいい、明るいってよく言われる。 だってさ、かなり頑張ってるの。 けどさ、これって心が死ぬのよ。 やってない人にはわかんないでしょうよ! 嫌なこと言われても笑顔でかわし、 ひどい扱いをうけても、笑顔でかわし、 本当は傷ついて、心で泣いてるの。 いつも笑顔で、明るく振る舞って、少し馬鹿なふりして、相手を気遣って。 無理してんのよ。 そんな私も、身内

    • 誰かの死を願う、そんな人生は嫌だと言った日

      私は今、5人家族で、小さな小さな2ldkの賃貸に住んでいる。 リビングと、一部屋は5人みんなで寝る寝室で、もう一部屋は物置になっている。 長男は次小学四年生で、次男はいよいよ入学である。 そう、とにかく狭い。 夫婦ともに読書が趣味なので、物置にもリビングにも本棚を多数設置し、本はびっしり。長男の学習机はリビングの一角に。工作が大好きなので机の上には工作が山盛りになり、勉強どころではない。 第二次性徴期を迎えれば、1人部屋も必要になるだろう。 そう思い、何度も断捨離を行い

      • 【創作】孤独

        何もしない嫁に、律子は怒っていた。 孫の誕生日に、息子家族を誘った。 息子家族は、4歳の男の子と2歳の女の子がいる4人家族だ。 車で20分程のところに住んでいるが、月一程度しか遊びに来ない。 もっと孫に会いたい。息子に会いたい。 同年代の友人たちは、いつも嫁の悪口を言っている。 私はそうはなりたくない。と、律子はつぶやく。 自分自身が、義母とは同居していたが、あまり中が良くなく、幾度となる涙を流してきたからだ。 私はあの人とは違う、嫁にだって、優しくしたいと思っている

        • 【創作】悪夢 ③

          PM4:00 診療所の電話が鳴った。発信元は隣の門前薬局だ。 「今来られた小林さんの処方せん、下のお名前が違いますし、いつものお薬とも違います」 ドキリ。 そうだ、名前が似た小林さんが2人同時に来院していたのだ。 気をつけようと思ってたのに、やってしまった。 「すみません!すぐに正しい処方箋をお持ちします」 喉が詰まっていて、唾が飲み込めない。息苦しい。 院長と事務長に報告して、急いで正しい処方せんを持っていく。 隣の門前薬局では、72歳の小林さんが待っていた。 白

        いつも笑顔で。を強要するな

          【創作】悪夢 ②

          母の声が聞こえる。 目が覚めたのは6時だった。 実際は目が覚めたのではなく、起こされた、のだけれど。 悪夢は見ていなかった。 一度4時に目が覚めたのは覚えている。悪夢を見たこともぼんやりとは覚えているが、もう夢の内容は霧がかかったように不鮮明になっていた。 古典的な女の人の幽霊に、追いかけられた気がする。 「ご飯できたわよ、準備していらっしゃい」 母は言う。 25歳にもなって、実家暮らしで、母に起こしてもらっている、なんて話をすると「そろそろ自立したほうが良いんじゃ

          【創作】悪夢 ②

          【創作】悪夢 ①

          そこは、祖母の家だった。 母と、3つ年が離れた姉と一緒に、仏壇がある部屋に、私は座っていた。祖母はいなかった。 蒸し暑く、クーラーは無く、湯気が出そうなほど蒸されたその部屋は、とても息苦しかった。 私たちは、静かにそこに座っていた。 急な階段を登らなくてはいけない2階には、行ってはいけないと、小さい頃から母にずっと言われていた。 行ってはいけないと言われれば言われれるほど、そこは憧れの場所になる。 ふと足元を見ると、私は子どもだった。 階段を上がる。 時間帯は夜なのか、

          【創作】悪夢 ①

          天才も、落ち込み、挫折し、努力している

          オーディブルで聴き終わりました! 天才はあきらめた 山里亮太/著 朝日新聞出版 (余談だけど、版元ドットコムさんの書影の利用不可が増えてきて画像が載せられないので、いつかAmazonのリンクが貼れるようになりたい…) とっても面白かったー!今、ドラマ化してるんですね。 ドラマは見てないんだけど。 成功してる人は、確かに天才だし、天才に見えるんだけど その天才ですら、ネガティブな感情を持ったり、嫉妬したり、挫折したりして。 でも諦めないで、反省して、反省して、改善策を

          天才も、落ち込み、挫折し、努力している

          今年1番良かった美容法!

          私は結構乾燥肌で、数年前までは酒さ(赤ら顔)に悩んでいた。 この赤ら顔、顔だけが熱を帯び、ヒリヒリ痛いのである…。 それが治った方法は、スキンケアの改善。 ベビーオイルででクレンジング(ティッシュオフ) ミルふわボディーソープで洗顔 松山油脂アミノ酸浸透ジェル 松山油脂アミノ酸保湿ローション スキンケア代も減り、肌も良くなってきてとても気に入っている。 これは今年からじゃなくて、数年前からやってる美容法。 今年良かったのは、何気なく始めたコレ。 『毎日ミックスナッ

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          ODの低年齢化について、思ったこと

          今朝、ニュースでODの低年齢化についてやっていた。 『SNSで見たことがある』 SNSの普及で、低年齢化が進んだのではないか?という内容だった。 果たして、本当にSNSが普及したことが「原因」なのだろうか? SNSで知り、それをやってみたの「結果」であり、SNSが「原因」ではないと思う。 根本の原因は子供たちが 『自分を大切にできないこと』だ。 自分を大切にできない子は、他人も大切にはできない。 何故自分を大切にできないのか。 子供達が抱えるストレスは何なのか。 本

          ODの低年齢化について、思ったこと

          自己肯定感が低い人はギバーになるべき。でも気をつけることは…

          私は常日頃、ギバーになるように心掛けている。それは先日書いた内容にあるように、基本的には不器用な自分を生きやすくするためなんだけど。 ここ最近誰かのために動くことが多く、お礼を言われたり、褒められたりすることが多かった。 私はすぐにくよくよ落ち込むし、失敗を何度も何度も頭の中でループしてとまらなくなっちゃうし、自己肯定感が低い。 改めて、人に感謝されることが私にパワーをあたえ、幸せになれる道なんだなと感じた。 しかし、この「giveする」には気をつけるべきことがある。

          自己肯定感が低い人はギバーになるべき。でも気をつけることは…

          レスポンスが早いということ

          私は頭があまりよくない。というか、記憶力がない。すぐ違うこと考えちゃうし、超シングルタスクなので、同時に2つのことができない。 考えることは好きだけど、睡眠不足になれば全く頭は働かなくなってしまう。 そんな私が心がけていること。 ① 得意なことは率先してやる ② 挨拶、お礼の言葉は必ずこちらから ③ レスポンスは早く まず①は、得意なことを我先にと率先してやっておけば、苦手なことを気持ちよく断れるからだ。いつも自分から進んでやっておけば、やりたくないことはやらな

          レスポンスが早いということ

          我が子に諭されたこと

          私は遂に、あの手を使ってしまった…。 昨日、夫が夜不在であった。 まだ小さい下2人と、小学生といえどプチ反抗期?の長男のお世話は大変である。 お世話して〜家事して〜…気づけばもう9時半!きゃー!寝せなきゃ!! 「はい、みんな歯磨きして!仕上げ磨き持ってきて!」 と、焦って捲し立てる私。 さささっっと持ってきて寝る準備万端の末っ子と長男。 の〜んびり屋さんの次男…。絵本読んでる。 (あーもう!時間が!さすがに10時までには…!あ、そうだ。あの技、使ってみよう…)

          我が子に諭されたこと

          私のために泣いてくれた次男

          「え!?パパとママって、年とるの!?」 次男はびっくりした様子で言った。 「もちろん、次男君が1歳増えれば、ママだって増えるんだよ」 次男の瞳には涙が。 うるうるしている。 「次男君どうしたの?なにが悲しいの?」 「だってね、どんどん年をとっていくと、消えちゃうんでしょ。パパとママがいつか消えちゃうなんて、そんな…」 私はびっくりした。 彼は元々感受性豊かな部分がある。 アニメの感動シーンで泣き、テレビで怖いシーンが見れなかったり、妖怪や鬼を怖がったり、今朝は火事

          私のために泣いてくれた次男

          「挨拶」について思うこと

          私個人としては挨拶はとても大切だと思ってる。 けど、相手から挨拶がない!と、怒り出すのは何だか違和感。 もちろん、ワクワクで入ったお店で無愛想に接客されたら嫌な気持ちにはなっちゃうけど。 例えば、子供たちの挨拶の声が小さいだとか。 あそこのあの人は挨拶をちゃんとしないとか。 その発言の何が違和感って 私の考えは 「こちらから愛想よく挨拶すれば、それでいいんじゃないか」 って事。 挨拶っていうのは、 こちらはあなたの敵ではありませんよ。心を開きたいと思っていますよ

          「挨拶」について思うこと

          自分が意見を言うことで、世の中を変えることができるかもしれない、という感覚を持つこと

          少し前に、長男と話していた。 「冬の体育は寒いんだ。上は半袖体操服の上に上着を着ても良いけど、ズボンは短パンなんだ。もうね、寒くて寒くて痛くなっちゃう」 「それって、先生とかは長袖長ズボンなんでしょ?ママは、寒い時は着る、暑くなったら脱ぐっていうのは1番だと思うけど。なんで短パンじゃなきゃダメなんだろうね。変なルールだよね。先生になんでか聞いてみる?」 夫の目は冷たい。 「また始まったよ…」と。 もちろんこちらだって、モンスターペアレントのように文句を言うつもりはない

          自分が意見を言うことで、世の中を変えることができるかもしれない、という感覚を持つこと

          自己肯定感の低い私が、自分自身を抱きしめた理由

          私は自分が毒親育ちだと気付いてすぐ、自己肯定感が低いことにも気付いた。 親を許し、色々なことに対して自信をつけた今もなお、それは何かに失敗した時や体調が悪い時などにひょっこり顔を出してくる。 親の影響など大人になった自分には関係ないと思っているけれど、自分が弱った時には 辛くなる。やはり、ゼロにはならないのだ。 生きていく上で、根拠のない自信…というと言い方は悪いけど、自己肯定感は確かに自分の味方になってくれるだろう。 親が子供に与えられる大きなギフトだと思う。 ある

          自己肯定感の低い私が、自分自身を抱きしめた理由