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神田ごくら町職人ばなし

今年から読んだ本は読書メーターとnoteに残していければと思って、書いてみます。

クリスマスに夫婦で本のプレゼント交換会をしました。
本屋さんで、お互いがお互いに贈る本「文庫1冊、漫画1冊」を条件に計2冊を交換。

そのうちの漫画1冊がコチラ
『神田ごくら町職人ばなし/坂上 暁仁』

読み終えて、というか読み始めからですが一貫して、この作品は細部に至るまでの緻密な書き込みからお話より「空気感」を伝えたいのかな?いう印象が強かったです。
個人的には職人を主軸に描いているというよりは仕事の紹介がメインのように感じられました。

職人のこだわり、気質、人との関係性など人間味を感じさせるような部分は少なく、そういう部分はあっさりと淡白と描かれています。

女性が職人であることは特に気にはなりませんが、女性である必要があったのか些かは疑問を感じてしまう部分のあるお話もいくつか。

その辺でファンタジーなのか、史実的なのか学のない私にはちょっと分かりにくく、どう受け取って読むべき漫画なのかな?となんとなく疑問が色々残ってしまいました。

読み切り?短編?という構成のためか、仕事についても大凡の流れをくみ取れるような描き方なので職人仕事が伝わりにくいのですが、仕事内容を読み手が理解するには仕方ないのかなぁと。
その分、絵の描き込みで職人らしさや職人仕事を伝えようとしているのかなと思いました。

「この漫画がすごい 男性部第3位」との事。
読みやすく(字がすごく少ない)、不快な表現もないので、なるほど受けが良いんだろうなぁと思いました。

2024年1冊目。
スローなスタートです♪

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