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【ビル経営管理士】合格に至るまでの道筋

こんばんは。
現在メンズフィジークのIFBB PROを目指しながらUSCPA(米国公認会計士)の勉強を並行している会社員です。
今回は、昨年12月に受験したビル経営管理士試験について合格通知が届きましたので、これまでの勉強過程を述べたいと思います。

受験のきっかけ

現在オフィスビルのPM業務に携わっており、実務と並行して試験勉強による知識拡充を図るために受験を決心しました。なお、既に宅建と不動産証券化協会認定マスター試験には合格しており、不動産系資格の受験は3つ目でした。

ビル経営管理講座の受講

ビル経営管理講座を受講しなくても本試験を受験出来ますが、受講した場合には本試験時に30点加算され、30点分の記述式問題が免除される事を踏まえ、私は受講しました。但し、受講費用が電子テキストだと99,000 円(税込)、紙テキストだと132,000円(税込)のため、会社から全く費用補助を得られない場合には少々高いかも知れません。

受講する場合、確認テスト3回と添削問題6問の計9個の課題を修了する必要がありました。添削課題に関しては、各課題に対して回答内容を提出→採点が行われ不合格の場合はやり直し、という流れで合格点に到達するまで何度も提出する必要がありました。これだけだと一見厳しく思えるかも知れませんが、不合格の場合は何の記載が足りないかフィードバックを頂けるため、とにかく早めに回答を提出→フィードバックを元に再提出を繰り返すのが一番効率的だと思います。同じく確認テストも何回も受験できるため、いずれも早めに受験するのが吉だと思います。
ビル経営管理講座を受講する場合にはテキストとWeb講義を閲覧出来ますが、私は効率的に課題を修了する事を目的としていたので、殆ど閲覧しない状態で一旦課題を解き、知識が足りない分野だけテキストを確認しておりました。

試験の対策

先月noteに投稿しましたが、試験前日に過去問を1年分解き、当日の受験前にさらっと見直しただけなので、トータルで5時間程度しか勉強出来ませんでした。私は幸い合格出来ましたが、全くオススメ出来ませんので少なくとも2年分は過去問を解き、各選択肢の正誤が分かるレベルにするのが良いと思います。また、時間があれば当然テキストやWeb講義も閲覧した方が良いと思います。
(万が一落ちた時に金額的な代償が大き過ぎるので、、)
過去の投稿はこちら↓
試験後の心境等も書かれており多少参考になるかも知れません。

過去投稿にも記載しておりますが、本試験3科目の問題傾向はざっくり下記の通りです。
1「企画・立案業務」はAM関連が多い
2「賃貸営業業務」はPM関連が多い
3「管理・運営業務」はBM関連が多い

どれか一つでも実務もしくは他の不動産資格の勉強により予備知識を持っている場合、多少有利になると思います。私の場合PMを実務で携わっており、AMは不動産証券化協会認定マスターの試験勉強で若干補えていたと思います。また3科目全部に広く関係する知識として、宅建の勉強も有用と感じました。

一つ注意点ですが、合格発表は合否のみ開示されて点数は開示されませんでしたので、私が何点で合格したかは分かっておりません。

これから受験する方へ

不動産実務経験の有無、他の不動産資格の勉強有無、ビル経営管理講座の受講有無等によって対策が大きく異なってくると思います。特に実務経験(オフィスビルのAM、PM、BMいずれか)とそれに関連する不動産資格(宅建、不動産証券化協会認定マスター、ビル管理士等?)の勉強有無が問題の正答率に左右すると思われます。私自身はビル管理士は勉強しておりませんが、勉強していればBM関連の知識が問われる問題の正答率が上がるのでは、と推測しております。
もし実務経験が無く宅建も取得していない場合には、まずは宅建を受験する事をお勧めしますが、いきなりビル経営管理士試験を受験する場合にはビル経営管理講座を受講して30点稼いだうえで、テキストの読み込みや過去問対策を行うのが望ましいと思います。


次回は来週末に投稿予定でございます。
引き続き宜しくお願い致します。


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