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親の愛情と恋愛感情はどんな気持ちから

桜が咲き、
新年度を迎えた。

お世話になった人との別れがあり、
そしてここから新しい人との出会いが始まる。
ただし仕事に限る話。
僕の色恋沙汰は0。

桜が咲き始めた頃、
子供が産まれた先輩の家に遊びに行った。

生後半年の小さな赤ちゃん。
会うのは2回目だったが、
以前会った時から首はすわり、
身体は大きくなって、
ずり這いまでするようになっていた。

先輩夫婦はそんな子供の成長に日々感動し、
新しい発見に喜ぶ姿を見せてくれた。

子供が成長する姿、
言い換えれば、自分の最も愛する存在が
新しい事に挑戦していく姿。
この喜びを味わうのが
母性だったり父性というものなのだろう。

僕も子供が欲しい人なので、
先輩夫婦の姿を見て、憧れや羨ましさを感じていた。


ふと気になってしまった。
恋愛感情と親としての愛情
この違いは何なのだろう。

愛する存在が成長する姿を見たい。
つまり親としての愛情なのだが、
僕が以前好きだった彼に抱いていた感情は
これに近いものだったと振り返ると思う。

大学を卒業し、
社会人になって、
そのためになにか支えられることがあれば、
そして1番近い場所でその成長を見ていたい。

独り占めしたい独占欲はあるにしても、
その目的が、一緒に過ごしたいのではなく、
成長を見ていたいなのであれば、
恋愛感情とはまた異なった感情だったのかもしれない。

この気持ちが愛であった事に間違いは無いのだが、
今、必要としている相手は別の感情に動かされる誰かなのかもしれない。

恋愛感情とは
一緒に過ごしたい、つまり共に日々を歩みたい
なのだとしたら、
彼への引っ掛かりを断ち切って、
次のステップに進めるかもしれない。

そんな人が僕の前にも現れてくれることを祈ろう。
春よ、僕に出会いをくれ。

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