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「古着」と「古道具」ひよせとひろせ 終


1月20日(土)からスタートした古着屋ひよせさんとのポップアップが無事に終了した。3週間に渡る長い期間、古民家の風情と景観を楽しむ事ができる20畳あまりの空間を贅沢に使い、古道具を展開、販売させてもらえたことに感謝しかない。僕の心は終始満たされっ放しだった。有難うございました。古着屋ひよせさんの(プライウッド)会長、社長様へメッセージではあるが、お礼を伝えさせてもらった。

特に今回のポップアップに関しては、僕たち(古着屋ひよせと古道具キミドリ)だけでなく、期間中に参加していただいた、フード出店者の方々、書家の仁胡さん、ドライフラワーを提供してくださったLily's Diaryさん、この方たちの力もかなり大きい。改めて有難うございました。

古民家という場所、しかもありそうで意外となかった古着屋とのポップアップは初の試みであった。お互いに客層はほぼ正反対。古道具キミドリの大半は女性のお客様が多く、古着屋ひよせさんは男性のお客様がほとんどの割合を占めていた。普段と違う環境の中でソワソワもしたが、それでもこのポップアップに駆けつけてくれたキミドリの常連様や全くの初見で古道具にハマってくれた方々。

あの空間に一歩踏み込んでくれた人たちにとても感謝している。結構本気でレイアウトをしてみたが、どうだったろうか?満足いただけただろうか。
雑貨も家具もある程度このくらいあれば問題ないかな?と頭の中で構想していてもずっと心配だった。実際に一人で出向いて何もない空間で「あとは頼んだ!」と言われているようなものだ。痺れるよね。でも楽しかった。

お店の中でのレイアウトは毎日のようにしているけど、所狭しと家具を配置しているから、配置にも制限が出来てむしろやりやすい。何もないからこそ、どういう動線でどうお客様に見えると楽しいか。考える(過度な表現になるかもしれないが)苦痛と楽しさが混在していて不思議な感覚で集中していた。あの時の自分を客観的に見てみたかった。

最初にも書いたが、今回ドライフラワーを提供して下さったLily's Diaryさん。このお店の仁科さんという方がドライフラワーをご自身で作られたり、仕入れをされる。初対面はポップアップの2日前、僕が1日レイアウトに費やしていたところに来てくださった。僕からのオーダーで「古道具にアクセントを加えるように、色々なところにレイアウトをお願いできませんか?」とお願いしたら快く引き受けてくれた。

そこにこのドライフラワーを入れる、ということが最初から決まっていたかのように、美しいセンスを当たり前かのように見せてくれた。そんなところにまで!と、レイアウトしたありとあらゆる古道具に彩が加わっていく。
「ドライフラワーと植物にまつわるモノ」Lily's Diaryさんのコンセプトにもあるこの言葉を、古道具を通して体現しているように感じた。活かし方が勉強になったし、こうしたほうがもっと古道具を活かせるんじゃないか、モノの向き、光、併せ方、そのひとつひとつに色々な想像が膨らみ、僕の気持ちは高揚していた。またどこかでコラボしたいな、本当に有難うございました。

ひよせ と ひろせ
2回目をやるかはまだ模索中である。次はこちらが古着屋ひよせさんをお呼びして存分に古着を展開してもらいたい。そんなことも考えている。
たぶん、やるかもね。どうだろうね。

改めて素敵な場所を提供していただいた古着屋ひよせさん、ご協力いただいた皆さん。そしてご来店いただいたお客様。

あの場所で出会えて嬉しかったです、感謝しています。


それではこの辺で。


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