Lana

摂食障害克服中の看護師🌱 24歳 ダンスと読書が好き 〜私は私を生きていく〜

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摂食障害克服中の看護師🌱 24歳 ダンスと読書が好き 〜私は私を生きていく〜

最近の記事

社会人、看護師3年目が始まる

明日から新年度。 私も社会人3年目に突入する。 っといっても実質、この間休職と入院を2度経験した私にとっては社会人3年目看護師3年目ではなくてもはや1.5年目くらい。 だから特別な意味も持たない。 でも新年度はわくわくと緊張がある。 まさか2年前、今頃こんな経験してるなんて思ってもいなかったな。 まさかは突然やってきて、でもそれでも私のペースでここまで乗り越えてきたんだよ 忘れられない2021年1月。 摂食障害になって、自分では克服に向けて頑張ろうって思っていた矢先の休

    • 震災から11年、看護師として今思うこと。

      あの日から11年。当時13歳だったものだから記憶はかなり鮮明に覚えている。 停電して寒さで震える中、追い討ちをかけるように雪が降ってきた。もう終わりだと思った。 とにかく食べるものがなかった。 缶詰1つを4人で分け、近所の人で食べ物を交換し合い、雪の中スーパーに連日2時間並んでなんとか凌いだ。食べれるうちに食べておかなければと冷蔵庫のものを漁って必死で食べた。 買い物に行けない祖父が電話で米がほしいと訴えたが、あいにくお米は手に入らなかった。「そうか…」とその時の悲しそうな

      • 「〇〇しなければならない」で生きる私はまるで感情を失ったロボットそのもの

        いつも何かに追われて強迫される毎日。 こうしなければならない こうじゃなきゃいけない 何時に〇〇をしなければならない 食べるときは〇回噛まなければいけない 毎日〇〇しなければいけない 毎日毎日決まり切ったルーティンとルールの中で生きてきた。その自分で課したタスクをこなしていくことが自分の役目だった。それが毎日のやるべきこと。そうしないと気が済まなくて、少しうまくいかないだけで涙が出るほどしんどくて、イライラしていた。 人間とはこうやって生きるものなのか ある新聞記事が

        • 何気ないことでも「感謝」するようになったら…

          なぜだろうか。 何気ないことでも「ありがとう」「幸せ」を口にすると気持ちがパッと前向きになったり落ち着きを取り戻す。 気持ちが沈んだ時、イライラした時、泣きたくなった時…日々さまざまな感情に振り回されて生きている。 大抵そうゆう時私は自分に非を向ける、あるいは他人のせいにするのどちらかだった。 でもちょっと俯瞰してみる。 自分自身を。 周りの人達を。 自分には支えてくれる人たちがたくさんいてくれて 美味しいご飯を食べることができて 愛されているんだと実感して 自分は自

        社会人、看護師3年目が始まる

        • 震災から11年、看護師として今思うこと。

        • 「〇〇しなければならない」で生きる私はまるで感情を失ったロボットそのもの

        • 何気ないことでも「感謝」するようになったら…

          本当に人を変える力は「行動力」しかないのだと気付かされたから

          逃げるのは簡単だ。 「明日から頑張る」 「明日から本気出す」 この言葉を何度繰り返したかわからない。 摂食障害を克服すると心に決めてもなかなか行動が伴わない。そんな無意味な毎日を淡々と過ごし、気づけば入院レベルまで体重は落ちていた。 「いつか治る、でも今じゃない」そう言い聞かせて逃げてきたんだ 昔から負けず嫌いだった。 好きなことのためなら、なりたい自分になるならとことん突き詰める。 そうやって生きてきた。 頑張っている自分は好きだった。 結果が伴えばもっと快感。 努力

          本当に人を変える力は「行動力」しかないのだと気付かされたから

          幸せになることを恐れない2022年に

          2022年最初のnoteは今年の抱負を記そうとしたが、いくら構想を練ってもまとまらず既に6日経ってしまった。 今年は 「毎日1つ、幸せをみつける」 そんな1年にしたい 簡単そうに見えて難しい。 今まで、どこか幸せになることを許せない自分がいた。 これまでの人生において いじめや受験の失敗なんかを経てなんとなく 「自分にはこのポジションがふさわしい」 「自分は敗者がお決まりだ」 「自分にはこんな華やかなもの不似合いだ」 「自分はどうせ…」 そんな言葉を口にすることや価値観

          幸せになることを恐れない2022年に

          それは私にとって克服のためのアカウントではなかった。

          摂食障害で入院した日から1年が経とうとしている。去年の今頃は最悪だった。心も身体もボロボロだった。毎日がつらくて思い出すのもしんどい。 脳も萎縮して鬱になって毎日が地獄だった。 階段は登れなくなった。 立っているだけで息切れがした。 本やカルテの内容が頭に入らなくなった。 友達や家族との関わりを避けるようになった。 それでも休めない、食べれない、自分を変えることが許せない。 許したら甘えだと思った。 自分がどんどん嫌いになった。 それでも、摂食障害がこれほど難治性疾患だと

          それは私にとって克服のためのアカウントではなかった。

          本との出会いは私の生き方を変えた

          幼い頃本嫌いだった私が 今では本を読むことが好きになったのは自分でも驚き。 本を読むと、いろいろな価値観や人生観に触れることができて、 そうか、こんな考えもあるのだな… 自分はこうやって生きてきたけどこう考えれば楽なんだな… 何より言葉は力をくれる。 それは、SNSでは得られない。 お気に入りは心理学や自己啓発本。 多分、摂食障害になったからこうした本を手に取るんだと思う。 克服したくて どう生きればいいのかと 人生のヒントや生きていく糧を得たいから。 自分は自分と胸を張

          本との出会いは私の生き方を変えた

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          お菓子が食べられたのは

          摂食障害になって1月から3ヶ月間入院した。 入院中の楽しみは週1回お母さんが来てくれること、と言ってもコロナで面会はできない。荷物を介して「来てくれたんだな。」と感じる。それでも同じ空間を共有してるだけで嬉しかった。 ずっとずっと、お母さんは私のことを信じて待ってくれていた。どんなに仕事が忙しくても、コロナで面会できなくても毎週必ずお菓子や洗濯物を届けに来てくれた。そして手紙をくれた。 お菓子を食べるのが怖い私がどんなのだったら食べやすいのか、一生懸命悩んでスーパーや薬

          お菓子が食べられたのは