BRICsがBRIICsになる見込み

つまりね、G7よりもGDPが高くなっていよいよ白人社会主導の世界史に終わりを告げるという世界史ファンにとっては歴史の超大展開になるって話だけど実はこんな事は冷戦直後から言われてた。つまり30年越しで達成ってことだね。なおBRIICSって中国・ロシア・インド・インドネシア・ブラジル・南アフリカの事だけど実はもうサウジにイランにケニアにエチオピアも加盟してて事実上G7ってオワコンなんだ。インドネシアって国はどうも中国側に就くようだしそもそもインドネシア新幹線って中国の資本で作られたものだ。そりゃ中国に着くよね。それだけアメリカ合衆国って世界中に敵を作って来た。特にサウジに米軍を駐留させたことが9.11に繋がったのだしね。メッカのある国にキリスト教の国の軍隊を駐留させるってネオ・十字軍って意味ですからね。逆やられたら(イタリアにイスラム圏の軍隊を駐留させる)どういう思いするのか分かってないのがアメリカ合衆国って国なんだよ。あれは大陸国家じゃなくて巨大な島国じゃねえのか。モンロー主義って言うし。
仮にG7をG10にして韓国とオーストラリアとスペインを入れても残念なことにBRIICs+EIEKN(エジプト、イラン、エチオピア、ケニア、ナイジェリア)には勝てない。仮に南アフリカ共和国を西側に取り込んでも「s」の部分がサウジ・アラビアという国名に替わるだけ。

つまり白人国家終了のお知らせが来たって事だ。しかもブラジルはポルトガル語圏だから本当に英語は世界語なのかいよいよ怪しい。まあインドは事実上の国語が英語なんだけどね。

まあインドネシアとサウジが中国側に着くってのはバッドニュースですよ。なんせサウジってイスラエルの件で激怒してますからね。特にガザの件で。なんだったらカタールにUAEも中国側に着く。残念だけど中東で親米国家ってクウェートとイスラエルだけだよ。クウェートは湾岸戦争の時のイラク進撃の時に米軍が守った国なんでね。この国は親日国家でもあり東日本大震災の時は三陸鉄道に車両をプレゼントしたぐらいだ。湾岸戦争のお金(国際援助)って無駄じゃなかったんだね。

で、いよいよなんですけど中国人民元が基軸通貨になる日がこの記事にあるように近いです。するとどうなるか。今まで馬鹿みたいに米国ドル紙幣を刷って借金しまくってたアメリカ合衆国は確実に破産します。基軸通貨だからそんな芸当が出来るのであってドル建てなんて要らないやとなったら米国ドルなんてアウトの筆頭通貨です。ちょうど1920年頃に英国ポンドから米国ドルに基軸通貨が動いて第二次世界大戦後には英国は破産寸前まで行って英国の各植民地は独立し1976年に英国・ポンドが破産しました。中央銀行の破産ってファンタジーじゃないしアルゼンチンだけの話じゃないのよ?1977年以降IMFの傘下に入った英国は悲惨であらゆるものが民営化され製造業が次々潰れ自動車製造すらままならずに金融で食うことで再建を果たすことが出来ました。大量の公務員の首きりを当時のサッチャーという人がやったのですが日本はそれ以上に酷いだろうし米国もおそらく20年後にはこうなる事でしょう。

なんせ、70年代後半当時の英国はゴミ収集車すら来なくて当時のロンドンはゴ〇ブリ、ねずみだらけになりました。自分の車で清掃工場に持ち込みことになる羽目になったし警官もストに突入したので治安は最悪で自分で自分の身を守る事にもなりました。凶悪犯罪や火事が起きようが起きようが国(警察・消防)が守ってくれない時があったのです。今のUKでは想像できませんが。ゆえに当時のUKはレ〇〇事件が特に頻発しました。それどころか救急車も碌に来ませんでした。救える命が多数散っていきました。

さすがに水道民営化は命に関わるので国民が必死にIMFに抵抗したので実現しませんでしたがほぼほぼ、民営化、独占企業も禁止という悲惨なことになりました。それが「国が破産する」という事です。年金もほぼパーになりました。公的年金って破産することがあるんです。

じゃ、そんな英国はなんで先進国のままで居られたのかというと英語を武器に生命保険や損害保険をグローバル規模で売ったし銀行業を世界展開で融資したからです。でもそれは「英語圏」だから出来た芸当なんであって日本国が同じ目に遭ったら永久にオワコンです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?