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ずっしり重いナスはおいしさも深い【上越市・田中さんの丸茄子】

大きな緑の葉っぱの間から下がっている、つやつやのまん丸ナス。顔が映りそうなほどの光沢感。手渡されるとずっしりと重みを感じました。

クオルス・リストランテで使っている「美味しい食材」をつくる日本の生産者たちをご紹介。イタリア人顔負けの「情熱」と「愛情」で、毎年、レストランに品質の高い美味しい食材を提供してくれています。

上越市 田中義大さん

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「顔はあんまり大きく載せないでね」と控えめに話すシャイな田中さん。春夏は丸茄子と田んぼ、農閑期の冬はアスパラ菜を栽培している。

丸ナスを傷つけないためのハウス栽培

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「身がしっかり詰まっているからね」と田中義大さん。露地でも育てることのできる丸茄子ですが、田中さんは「傷つけないために」と、ハウスの中で栽培しています。3月にアスパラ菜を収穫したら、4月に丸茄子の苗を植え、虫除けと葉の剪定をていねいに行ないながら大きく育て、7月から収穫。夏の終わりまでが旬です。

油と相性抜群!丸ナスの美味しい食べ方

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油と相性がいいと言われているナス。普段の家での食べ方をうかがうと「厚めの輪切りにしたら、フライパンに多めの油をひき、ステーキを焼くようにじっくり焼きます。焼き上がったら、味噌伝楽やポン酢でいただきます」。焼くと固く詰まっていた身が、ほろりとやわらかくほどけて甘くなり、最高だと、少し日焼けした顔で教えてくれました。「写真を載せる時は、小さくして」と田中さん。剪定をしていたお父さんも「顔を出すのはだめだよ」。控えめな性格は父譲りでした。

夏のおすすめメニュー

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田中さんが造る丸茄子とトマト、能生漁港に揚がった太刀魚を彩り鮮やかに焼き上げた「上越夏野菜の重ね焼き」としてメニューに登場します。どうぞ召し上がれ!

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