軍師とは


戦国時代の軍師ときくと黒田官兵衛、竹中半兵衛、直江兼続などの名前がうかぶ。戦術を駆使して相手の大軍を打ち破るというイメージが強いがその実、戦の事前交渉役で、事務的な仕事が中心だったという。実際の戦場で対峙する前に外交的、政治的にすでに勝敗を決めるよう交渉事を進めていくのが戦国時代の軍師の仕事だった。最小の被害で最大の功績をあげる。そのために知略、謀略を駆使する訳だが戦わずして勝つというのは現代の競争社会のなかでも通じるものがあるのかも知れない。


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